分数を約分する時など ある数が割り切れるかどうかを知りたいときの簡単な見分け方を紹介します。
例えば、34857537 は何の倍数か?
下の法則に従うと瞬時に3の倍数であることがわかります。
下の一覧には7種類の判定方法がありますが、「2」「5」「10」は判定しやすいので、実際に覚えるのは4つだけです。
これを覚えておくことで計算の時間を短縮することができますので覚えておきましょう。
倍数を見分ける法則一覧
数字 | 判定方法 | 例 |
2 | 一の位が偶数 | 2 4= 2の倍数 |
3 | 各桁の数字を足すと3の倍数 | 123→1+2+3=6 = 3の倍数 |
4 | 下2桁が4の倍数 | 524=131×4= 4の倍数 |
5 | 一の位が0か5 | 225= 5の倍数 |
8 | 下3桁が8の倍数 | 2320→320 = 40×8= 8の倍数 |
9 | 各桁の数字を足すと9の倍数 | 333→3+3+3=9= 9の倍数 |
10 | 一の位が0 | 8570= 10の倍数 |
倍数を見分ける万能な法則
倍数を見分ける万能な方法もあります。
(1) 一の位を切り離して、切り離した一の位に2をかける。
(2)切り離された元の数から (1)を引く
公式があるわけではなく、説明も難しいので例題で覚えていきましょう。
例:
364 = 36 – (4×2) = 28
28は7の倍数
17836 → 1771(1783-12) → 175(177-2) → 7(17-10)
17836は7の倍数
というように簡単に判定できるようになります。
倍数の判定が苦手な人はこの方法を覚えておくととても便利ですので、是非活用してみて下さい。
コメント