戦国時代とは、応仁の乱以降の室町時代のことです。
戦国時代中も室町幕府があるので室町時代の中に戦国時代があったということになります。
室町時代>戦国時代>安土桃山時代 の順番で変化していきます。
戦国時代は、100年に渡る戦乱の時代で、家臣が実力で主君に取って代わる下剋上の風潮が全国に広がり、各地の戦国大名たちが領土拡大のための戦いを繰り広げました。
戦国時代の覚えるべき重要な出来事リスト
鉄砲の伝来
1543年に、ポルトガル人を乗せた船が九州の種子島(たねがしま)に漂着し、ポルトガル人から鉄砲(てっぽう)が日本に伝わる。
火縄銃(ひなわじゅう)
ポルトガルから伝わった火縄式という簡単な操作で点火出来る銃のこと。
その後日本の堺(さかい、大阪府)や国友(くにとも、滋賀県)で大量の鉄砲が作られるようになる。
キリスト教の伝来
1549年、スペイン人の宣教師(せんきょうし)であるフランシスコ=ザビエルが日本の鹿児島に来て、キリスト教を伝えた。
当時の日本では、キリスト教徒のことを キリシタン と呼び、キリスト教の信者になった大名を キリシタン大名(キリシタンだいみょう)という。
南蛮貿易
来日したポルトガル人やスペイン人との間で行われた貿易。長崎や平戸(長崎県)や大阪の堺(さかい)を中心に貿易が行われた。
日本の輸入品::
鉄砲,火薬,時計,ガラス,中国産の生糸・絹織物
日本の輸出品::
銀や刀
日本人はヨーロッパ人のことを「南蛮人」(なんばんじん)と呼んでいた。
天下統一へ
織田信長・豊臣秀吉・徳川家康
(おだのぶなが・とよとみひでよし・とくがわいえやす)
戦国時代には各地でたくさんの大名が争っていた。
桶狭間の戦い(おけはざま の たたかい)
1560年
織田信長と今川義元(いまがわ よしもと)の戦い。
今川軍が織田の領地である尾張(おわり)を攻め込むが今川義元を討ち取り、織田軍が勝利した。
姉川の戦い(あねかわ の たたかい)
1570年
信長に敵対する 浅井・朝倉(あさい・あさくら)の連合軍 との戦い。
織田軍が勝利した。
延暦寺の焼き打ち(えんりゃくじのやきうち)
1571年
比叡山延暦寺(ひえいざん えんりゃくじ)が浅井・朝倉に味方していたので、織田信長は比叡山を焼き討ちにする。
1573年
室町幕府の15代目将軍 足利義昭(あしかが よしあき)を京都から追放し室町幕府を滅ぼします。
長篠の戦い(ながしののたたかい)
1575年
織田・徳川の同盟と、甲斐(かい)の大名である武田勝頼(たけだ かつより)の戦い。
場所は徳川家康の領国である三河(みかわ)。
織田・徳川軍の鉄砲隊の活躍により、織田・徳川軍の勝利。
安土城(あづちじょう)
1576年
織田信長が近江(おうみ、滋賀県)に作らせた城。
天守閣(てんしゅかく)を持つ 。
このころから安土桃山時代が始まります。
楽市楽座(らくいち らくざ)
織田信長が行った政策
規制をゆるめて、同業者組合である座(ざ)の独占権を廃止、だれでも自由に商売が始められるようにしたこと。
本能寺の変
1582年
織田信長の家臣である明智光秀(あけち みつひで)が京都の本能寺に宿泊していた主君 織田信長を襲撃(しゅうげき)した事件。
織田信長はここで死亡します。
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