中学受験や中学校の試験などに出題される 気体の性質や特徴の要点をまとめて一覧にしました。 このページの後ろの方には一覧表もあります。
テスト対策やテスト直前のチェックにお使いください。
中学受験に挑戦する小学生もここでしっかり学んでおきましょう。
一覧表で学習したい方は、印刷用をお使いください。
空気の成分の割合は?
地球の大気の成分は、
窒素が 78.09%
酸素が 20.95%
アルゴンが 0.93%
二酸化炭素が 0.04%
です。
酸素が約20%、窒素が約78%と覚えておくといいでしょう。
気体の発生方法と性質
酸素
酸素はものが燃えるのをたすける性質がある。
性質:
無色・無臭
密度は空気より少し大きい
助燃性
水に溶けにくい
集め方:水上置換法
酸素は水に溶けにくいため。
発生方法:
二酸化マンガンにオキシドール(うすい過酸化水素水)を加える。
※ 助燃性:ものを燃やすのを助ける働きをもっている。
二酸化炭素
性質:
無色・無臭
空気より密度が大きい。
水に少しとける
石灰水を白くにごらせる
集め方:水上置換法か下方置換法
空気より密度が大きいので下方置換法で集めることができる。また、水に少ししか溶けないので水上置換法でも集めることができる。
発生方法:
石灰石(または貝がら)にうすい塩酸を加える。
水素
性質:
無色・無臭
最も軽い
すべての気体の中で最も密度が小さい。
水にほとんどとけない
可燃性(燃えやすい)
集め方:水上置換法
水にほとんどとけないので水上置換法で集めることができる。
発生方法:
亜鉛などの金属にうすい塩酸(または硫酸)を加える
※ 可燃性:気体自身が燃える働きをもっている。
アンモニア
性質:
無色・刺激臭
空気より密度が小さい。
水によくとける
水溶液はアルカリ性を示す。
集め方:上方置換法
水に非常にとけやすく、空気より軽いので上方置換法で集める。
発生方法:
塩化アンモニウムと水酸化カルシウムを混ぜて加熱する。
または、アンモニア水を加熱しても得られる。
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