戦後の日本(せんごのにほん)
アメリカ占領下
1945年8月
日本が降伏し、日本はアメリカ軍を中心とした連合国軍に占領されます。
アメリカは、日本がアメリカの脅威(きょうい)にならないような体制を作るため、日本を民主化(みんしゅか)させるために占領した。
GHQ(ジー・エイチ・キュー)
アメリカ軍の 連合国軍総司令部(れんごうこくぐん そうしれいぶ)のこと。
日本を民主化するために日本政府に指示をした。
GHQの最高司令官はマッカッサーというアメリカ軍人。
東京裁判(とうきょう さいばん)
戦争を指導した人間を、戦争犯罪人(せんそうはんざいにん)として、裁判にかけた。
東条英機など7名が死刑になった。
戦後の改革
日本国憲法(にほんこく けんぽう)
1946年
新しい憲法の日本国憲法(にほんこく けんぽう)が交付された。
この日本国憲法はGHQがつくった憲法案を、議会が採択したものである。
この新憲法では、
国民主権(こくみんしゅけん)
基本的人権の尊重(きほんてきじんけん の そんちょう)
平和主義(へいわしゅぎ)
の3つが基本原則とされた。
戦後の選挙権(せんごのせんきょけん)
戦後の選挙法改正によって、20才以上の男女すべてに選挙権を与えた。
労働組合法(ろうどうくみあいほう)
労働者に、労働組合を作ってストライキを行う権利を認めた法律。
財閥解体(ざいばつかいたい)
戦前まで日本の経済を独占してきた、三井・三菱などの財閥が解体された。
国会議員(こっかいぎいん)
貴族院は廃止され、国会議員はすべて国民からの選挙で選ばれるようになった。
衆議院(しゅうぎいん)と参議院(さんぎいん)の二院制になった。
治安維持法の廃止
GHQの指示で廃止された。
農地改革(のうちかいかく)
政府が強制的に地主から農地を買い上げ、その土地を小作人に与えた改革。
教育基本法
1947年
民主主義の教育の基本として定められた法律。
家族制度
民法の改正により、個人の尊厳と男女の平等、夫婦の権利の平等、兄弟の権利の平等などが整えられた。
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