歴史上主要な遺跡・古墳を一覧で紹介していきます。
試験などにもよく出る遺跡・古墳なのでチェックしておきましょう。
遺跡とは
過去の人々の生活の痕跡がまとまって残っている者、工作物、建築物、土木構造物の痕跡、施設の痕跡などが集まって一体になっているもののことをいいます。
遺跡のうち、住居跡・墳墓・貝塚・城跡など、土地と一体化されている物を遺構(いこう)と呼び、石器・土器・装飾品・獣骨・人骨などを遺物(いぶつ)と呼びます。
遺跡は、それがどのような活動であったかにより分けらることが出来ます。
(出典:wikipedia)
- 大湯環状列石(縄文時代後期、秋田県)
- 人が住んでいたところ(集落遺跡、都市遺跡、貝塚)
- 祈り祭ったところ(祭祀遺跡、配石遺跡)
- 寺や神社、神殿のあと(宗教遺跡)
- ものをつくったところ<生産遺跡>(製塩遺跡、製鉄遺跡、水田遺跡、窯跡)
- 道や港のあと(交通遺跡)
- 死者を葬ったあと(墓地遺跡・古墳)
- 墓以外で意図的に何かを埋めた遺跡(経塚、銅鐸埋納遺跡など)
- 軍事的な施設のあと(とりで跡、城跡))
- 洪水対策の土手(土塁・盛土)や排水路(堀)のあと(治水遺跡)
古墳(こふん)とは
古代の墳墓の種類の1つで、土を高く盛り上げた墳丘を持つ墓を指し、位の高い者や権力者の墓として盛んに築造されました。日本史では一般に、3世紀半ばから7世紀代にかけて日本で築造された墓のことで、弥生時代の墓は「墳丘墓」、奈良時代の墓は「墳墓」と呼ばれて区別されれています。
日本の古墳所在件数が最も多いのは兵庫県で16,577基で、次に千葉県13,112基、鳥取県13,094基とつづき、全国合計では161,560基の古墳が存在します。
古墳の種類 主要11種類
日本の古墳には、基本的な形の円墳や方墳の他にもたくさんあります。主要な古墳は、山が二つある前方後円墳などが多くなっています。
- 円墳
- 方墳
- 八角墳(天武・持統天皇陵)
- 双方中円墳(櫛山古墳・楯築古墳)
- 上円下方墳
- 双方中方墳(明合古墳)
- 帆立貝形古墳(乙女山古墳)
- 前方後円墳
- 前方後方墳
- 双円墳(金山古墳)
- 双方墳
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