千載一遇(せんざいいちぐう)
千年に一度しかめぐりあえないほどまれな機会。
千里の道も一歩から(せんりのみちもいっぽから)
どんな大事業も手近なところから始まることのたとえ。
千慮の一失(せんりょのいっしつ)
どんな知者でも、多くの考えのうちには一つぐらいは誤りもあるということ。
滄海の一粟(そうかいのいちぞく)
人間の存在は、広大な宇宙からみれば非常に小さいものであるというたとえ。
大山鳴動して鼠一匹(たいざんめいどうしてねずみいっぴき)
前触れの騒ぎばかりが大きくて,実際の結果の小さいことのたとえ。
長者の万灯より貧者の一灯(ちょうじゃのまんとうよりひんじゃのいっとう)
金持ちの多くの寄進よりも、貧しい者の心のこもったわずかの寄進のほうが功徳が大きい。
頂門の一針(ちょうもんのいっしん)
人の急所をついて強く戒めること。
鶴の一声(つるのひとこえ)
多くの人の議論や意見をおさえつける、有力者・権威者の一言。
二兎を追う者は一兎をも得ず(にとをおうものはいっともえず)
同時に違った二つの事をしようとすれば、結局どちらも成功しないというたとえ。
忍の一字は衆妙の門(にんのいちじはしゅうみょうのもん)
忍耐はあらゆる道理に到達する入口であり、物事を成功させる基となるものだという意味。
上り一日下り一時(のぼりいちにちくだりいっとき)
一日かけてようやく上り着くようなところも、下りはあっという間である、という意味。物事を作り上げるためには長い時間と労力が必要であるが、それを壊すのはあっけないほど簡単なことである。
馬鹿の一つ覚え(ばかのひとつおぼえ)
ある一つの事だけを覚え込んで、どんな場合にも得意になって言いたてること。
裸一貫(はだかいっかん)
自分のからだ以外、資本となるものを何も持たないこと。
腹に一物(はらにいちもつ)
心の中にたくらみがあること。
万緑叢中紅一点(ばんりょくそうちゅうこういってん)
多くの男性の中に、一人だけ女性がいることのたとえ。
多くのものの中に、ただ一つだけ目立つものがまじっていること。
一花咲かせる(ひとはなさかせる)
成功して、一時華やかに栄える。
百害あって一利なし(ひゃくがいあっていちりなし)
良い事が一切ない事。
百日の説法屁一つ(ひゃくにちのせっぽうへひとつ)
長い間の苦労が、わずかな失敗のために無駄になってしまうことのたとえ。
百聞は一見にしかず(ひゃくぶんはいっけんにしかず)
人から何度も聞くより、一度実際に自分の目で見るほうが確かであり、よくわかる。
コメント