音読みと訓読みの見分け方のコツについてまとめました。
音読みと訓読みの区別は、読み方は知っていても、音読みなのか訓読みなのかを区別するのが苦手な人も多いのではないでしょうか?
しかし、少しの知識があれば、大抵の漢字は区別できるようになります。今回は音読みと訓読みのそれぞれの特徴や覚え方を説明します。
これを覚えておけば80%ぐらいの漢字の音読み・訓読みを区別できるようになると思います。
残り20%は例外がの音読み・訓読みがあるのがあるからで、100%覚えるためには暗記する必要が出てきます。
他にも学習することがたくさんあると思いますので音読み・訓読みはコツをつかんで80%ぐらい答えられるようにすれば十分です。
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音読みと訓読みの違い
音読みと訓読みのちがいは次のとおりです。
【音読み】
音読みとは、昔の中国語の発音に基づく読み方で、聞いただけでは意味がわからないものが多い。
読んだだけでは日本語として意味が通じない または 通じにくい読み方のこと。
例:山(さん)、川(せん)など
【訓読み】
漢字の意味を表す日本語の読みで、聞いただけでも意味がわかるものが多い。
1.読んだだけで日本語としての意味が通じる読み方。
例:山(やま)川(かわ)など
2.動詞などの活用語などで送り仮名があるもの。
例:「近い」「会う」など
特徴
覚えておきたい音読みの特徴
1.読み方が「ン」で終わる
例:「新(シン)」「線(セン)」「番(バン)」など
2.読み方がひとつだけのもの
例:「駅(エキ)」「服(フク)」「肉(ニク)」など
3. 3文字になる場合、2文字目が小さい「ゃ」「ゅ」「ょ」のとき
「流」を「りゅう」、「小」を「しょう」と読むようなものは、音読みとなります。
覚えておきたい訓読みの特徴
1.送り仮名がつく読み方
「教える」「輝く」「近い」「食べる」「優しい」「正しい」「会う」
2.単独で意味がわかる読み方
「山(やま)」「川(かわ)」「海(うみ)」
《NEXT:見分け方のコツ まとめ》
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