力のつり合い・てこの原理の基本公式について学びましょう。
てこのつり合いに関する問題は、おもりの数が多かったり、支点が棒の中央になかったり、棒に重さがあったりなどの多くのパターンがあります。
基本公式は1つだけですが、これを利用して応用問題に挑戦し、しっかりと理解を深めていきましょう。
「てこ」の公式
おもりの重さ × 支点までの距離 = おもりの重さ × 支点までの距離
これが 釣り合っている状態です。
この公式を下の図で解説すると、
A × a = B × b
…となります。
例題
図のてこはつり合っています。おもりAは何gですか。ただし、棒の重さは考えないものとします。
公式に当てはめて計算してみましょう。
A × a = B × b
おもりの重さ × 支点までの距離 = おもりの重さ × 支点までの距離
A × 20 = 50 × 60
A = 3000 ÷ 20 = 150
答え:150g
以上、『『てこ』の問題の公式と解き方』を紹介しました。
例題を使うことで簡単に原理を理解することができたと思います。
テコの原理の基本となる公式ですのでしっかり覚えて応用問題に挑戦しましょう。
コメント