- 韜光晦迹
【とうこうかいせき】
才能などを包み隠して表面にあらわさないこと。 - 騰蛟起鳳
【とうこうきほう】
才能が特別すぐれていること。 - 桃弧棘矢
【とうこきょくし】
災いを取り除くこと。 - 党錮之禍
【とうこのわざわい】
政党や党派を作ることから起こるわざわい。 - 倒載干戈
【とうさいかんか】
戦いが済んで平和になったことの形容。 - 同牀異夢
【どうしょういむ】
同じ仲間でも考え方や目的が異なること。 - 蹈常襲故
【とうじょうしゅうこ】
今までのやり方を受け継いでそのとおりにしていくこと。 - 銅牆鉄壁
【どうしょうてっぺき】
守りの堅牢なことのたとえ。 - 桃傷李仆
【とうしょうりふ】
兄弟が互いに争い、反目することのたとえ。 - 同心勠力
【どうしんりくりょく】
心を一つにして力をあわせ一致協力すること。 - 蹈節死義
【とうせつしぎ】
節操を守り、正義のために命を捨てること。 - 銅駝荊棘
【どうだけいきょく】
国の滅亡を嘆くこと - 頭童歯豁
【とうどうしかつ】
老人のこと。 - 同袍同沢
【どうほうどうたく】
苦労をともにする親密な友。戦友のこと。 - 橦末之伎
【とうまつのぎ】
かるわざ。 - 瞠目結舌
【どうもくけつじつ】
驚いて呆然とすること。 - 桃李成蹊
【とうりせいけい】
徳がある人の元には黙っていても自然に人が集まってくるということ。 - 蟷螂之衛
【とうろうのえい】
微弱な兵力・兵備のたとえ。 - 蟷螂之斧
【とうろうのおの】
微弱なものが自分の力を省みず強者に立ち向かうたとえ。 - 兔起鶻落
【ときこつらく】
書画や文章の筆致に盛んに勢いがあることのたとえ。 - 兔起鳧挙
【ときふきょ】
すばやいことのたとえ。 - 蠹居棊処
【ときょきしょ】
いたるところに悪人がいることのたとえ。 - 独学孤陋
【どくがくころう】
師匠や学問上の友もなく一人で学ぶと、見聞が狭く独りよがりで頑なになる。 - 跿跔科頭
【とくかとう】
勇猛な兵士のこと。 - 得魚忘筌
【とくぎょぼうせん】
目的を達すると、それまで役に立ったものも忘れてしまうこと。 - 独立不羈
【どくりつふき】
自分の力や判断で行動し、他から束縛されないこと。 - 独立不撓
【どくりつふとう】
他人に頼らず自立して活動し、困難に遭ってもへこたれないこと。 - 得隴望蜀
【とくろうぼうしょく】
人間の欲望には限りがないということ。 - 斗斛之禄
【とこくのろく】
わずかな俸禄。 - 斗筲之人
【としょうのひと】
器量に小さい人物のたとえ。 - 訥言敏行
【とつげんびんこう】
人格者はたとえ口が重くても、実行は正しく敏速でありたいということ。 - 咄嗟叱咤
【とっさしった】
わめき叫びながら大声でしかること。 - 突怒偃蹇
【とつどえんけん】
岩石がごつごつと突き出た様子を人が怒った姿、またおごり高ぶるさまにたとえたもの。 - 咄咄怪事
【とつとつかいじ】
驚くほど意外で怪しい出来事。 - 駑馬十駕
【どばじゅうが】
才能のないものでも絶えず努力すれば才能のあるものに肩を並べることが出来るということ。 - 吐哺握髪
【とほあくはつ】
すぐれた人材を求めるのに熱心なこと - 吐哺捉髪
【とほそくはつ】
すぐれた人材を求めるのに熱心なこと - 屠羊之肆
【とようのし】
羊を殺してその肉を売る店のこと。 - 斗量帚掃
【とりょうそうそう】
自分のことを謙遜して言う語。人や物が有り余るほどあること。 - 敦煌五竜
【とんこうごりょう】
晋代に敦煌の人で太学で名声のあった五人の称。 - 呑刀刮腸
【どんとうかっちょう】
心を入れ替えて善になることのたとえ。 - 南轅北轍
【なんえんほくてつ】
志と行動が相反するたとえ。 - 南橘北枳
【なんきつほくき】
人もすむ環境によって、良くも悪くもなること。なんきつほっき - 輭紅塵中
【なんこうじんちゅう】
繁華な都会の中。 - 南洽北暢
【なんこうほくちょう】
天子の威光と恩恵が四方八方に広く行き渡ること。 - 南蛮鴃舌
【なんばんげきぜつ】
うるさいだけで意味のわからない言葉。 - 南蛮北狄
【なんばんほくてき】
中国人が異民族をさげすんだ言い方。 - 肉山脯林
【にくざんほりん】
贅沢な宴会のこと。 - 肉袒牽羊
【にくたんけんよう】
降伏して臣下となることをこいねがうこと。 - 肉袒負荊
【にくたんふけい】
思うままに処罰せよと謝罪する作法のこと。
- 日昃之労
【にっしょくのろう】
昼食も取らずに昼過ぎまで苦労して働くこと。 - 涅槃寂静
【ねはんじゃくじょう】
涅槃は苦しみのない安穏な理想郷であるということ。 - 拈華微笑
【ねんげみしょう】
言葉によらず、心から心へ伝えること。 - 年災月殃
【ねんさいげつおう】
最も不幸な日のこと。 - 買妻恥醮
【ばいさいちしょう】
夫を棄てた妻がその後の結婚を恥じること。 - 倍日并行
【ばいじつへいこう】
昼夜を分かたず急いでいくこと。 - 悖出悖入
【はいしゅつはいにゅう】
道理に反した法律を出せば、民人の恨みの声となって跳ね返ってくる。 - 買櫝還珠
【ばいとくかんしゅ】
外見の立派さにとらわれ、真の価値を見失ってつまらないものを尊ぶこと。 - 悖徳没倫
【はいとくぼつりん】
人間として道を外れた行いのこと。 - 悖入悖出
【はいにゅうはいしゅつ】
道理にそむいた手段で得た財貨は、道理にそむいた方法で出て行く。 - 杯盤狼藉
【はいばんろうぜき】
酒宴の後、杯や皿が散らかっているさま。宴席の乱れたさま。 - 廃仏毀釈
【はいぶつきしゃく】
仏教を排斥すること。 - 破戒無慙
【はかいむざん】
戒律を破っても少しも恥じないこと。 - 馬鹿慇懃
【ばかいんぎん】
度を越して丁寧なこと。 - 波詭雲譎
【はきうんけつ】
文章が自在で非常に巧妙なこと。 - 灞橋驢上
【はきょうろじょう】
詩を造るのに絶好な場所のこと。 - 博引旁証
【はくいんぼうしょう】
広く資料を引用し、根拠を挙げてことを論ずること。 - 璞玉渾金
【はくぎょくこんきん】
人の素質がすぐれていて飾り気のないたとえ。 - 博識洽聞
【はくしきこうぶん】
見聞が広く物事をよく知っていること。 - 白荼赤火
【はくとせきか】
一面に軍を展開すること。 - 漠漠濛濛
【ばくばくもうもう】
ぼんやりしていてよくわからないさま。 - 白髪青袗
【はくはつせいしん】
晩年に官を得ること。 - 白璧断獄
【はくへきだんごく】
罪の疑わしいものは許し、賞の疑わしいものには賞を与える判決。 - 白璧微瑕
【はくへきびか】
立派な人あるいは物に、わずかな欠点があるたとえ。 - 伯兪泣杖
【はくゆきゅうじょう】
親が年老いたことを知り、嘆き悲しみこと。 - 八元八愷
【はちげんはちがい】
心が清く正しくて、徳の高い人のこと。 - 八面玲瓏
【はちめんれいろう】
四方八方が透き通って明らかなこと。心にわだかまりがなく、すっきり済みきったさま。 - 八面六臂
【はちめんろっぴ】
一人で何人分もの働きをすること。 - 撥雲見目
【はつうんけんじつ】
気がかりなことがなくなって希望が持てるようになること。 - 跋山渉水
【ばつざんしょうすい】
困難を克服して長い旅を行く。 - 発揚蹈厲
【はつようとうれい】
手足を上げ地を踏んで、激しい勢いで舞を舞うこと。 - 撥乱反正
【はつらんはんせい】
乱れた世を治めて、元の正常な世に戻すこと。 - 破鼈千里
【はべつもせんり】
努力をすれば劣るものでも成功するたとえ。 - 爬羅剔抉
【はらてきけつ】
隠れた人材を見つけ出して用いること。 - 波瀾曲折
【はらんきょくせつ】
非常に込み入った事情。 - 波瀾万丈
【はらんばんじょう】
物事の変化が非常に激しいこと。 - 罵言讒謗
【ばりざんぼう】
ありとあらゆる悪口を言うこと。 - 罵詈雑言
【ばりぞうごん】
汚い言葉を吐きかけてののしること。 - 跛立箕坐
【はりゅうきざ】
無作法なさま。 - 蛮夷戎狄
【ばんいじゅうてき】
未開人のすむ野蛮な国のこと。 - 攀轅臥轍
【はんえんがてつ】
立派な人の留任を希望して引きとめること。 - 半饑半渇
【はんきはんかつ】
食料や水が十分でない。 - 槃根錯節
【ばんこんさくせつ】
事柄が入り組んで、解決が困難なこと。 - 万寿無疆
【ばんじゅむきょう】
いつまでも長生きすること。 - 班女辞輦
【はんじょじれん】
班ちゃんは一緒に車に乗るのを断った。 - 万物殷富
【ばんぶついんぷ】
国が栄えて万物が盛んで豊かなこと。 - 繁文縟礼
【はんぶんじょくれい】
形式や手続きが複雑で面倒なこと。 - 反哺之羞
【はんぽのしゅう】
親の恩に報いること。 - 攀竜附驥
【はんりょうふき】
すぐれた人物に仕えることで自分も出世すること。 - 攀竜附鳳
【はんりょうふほう】
権勢のあるものにつき従って出世しようとすること。
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