中和反応式 一覧‥中和反応でできる『塩の種類と性質』|中学理科

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中和反応式 一覧‥中和反応でできる『塩の種類と性質』|中学理科

中和反応式 一覧‥中和反応でできる『塩の種類と性質』|中学理科

中和反応の基本

中和とは?

酸性の水溶液とアルカリ性の水溶液を混ぜ合わせたときに反応して互いに性質を打ち消し合う反応をいいます。

その結果、塩(えん)と水が発します。

酸 + アルカリ(塩基) → 塩 + 水

とは?

中和反応の際、酸の水素イオン、塩基の水酸化物イオンから水が生じます。

残りの酸の陰イオンとアルカリ(塩基)の陽イオンが結合してできる物質を塩といいます。

中和反応でできる塩の種類 早見表

 塩化水素硫酸硝酸酢酸炭酸水
水酸化ナトリウム

NaCl

塩化ナトリウム

Na2SO4

硫酸ナトリウム

NaNO3

硝酸ナトリウム

CH3COONa

酢酸ナトリウム

Na2CO3

炭酸ナトリウム

水酸化カリウム

KCl 

塩化カリウム

K2SO4

硫酸カリウム

KNO3

硝酸カリウム

CH3COOK

酢酸カリウム

K2CO3

炭酸カリウム

水酸化バリウム

BaCl2

塩化バリウム

BaSO4

硫酸バリウム

Ba(NO3)2

硝酸バリウム

(CH3COO)2Ba

酢酸バリウム

BaCO3

炭酸バリウム

水酸化カルシウム

CaCl2

塩化カルシウム

CaSO4

硫酸カルシウム

CaNO3

硝酸カルシウム

 (CH3COO)2Ca

酢酸カルシウム

CaCO3

炭酸カルシウム

アンモニア水

NH4Cl

塩化アンモニウム

(NH4)2SO4

硫酸アンモニウム

NH4NO3

硝酸アンモニウム

CH3COONH4

酢酸アンモニウム

(NH4)2CO3

炭酸アンモニウム

中和反応の化学式 一覧

1. 塩化水素+水酸化ナトリウム→塩化ナトリウム+水

 HCl + NaOH → NaCl + H2

2. 塩化水素+水酸化カリウム→塩化カリウム+水

HCl + KOH → KCl + H2O

3. 塩化水素+水酸化バリウム→塩化バリウム+水

2HCl + Ba(OH)→  BaCl2 + 2H2O

4. 塩化水素+水酸化カルシウム→塩化カルシウム+水

2HCl + Ca(OH)2  → CaCl2 + 2H2O

5. 塩化水素+アンモニア水→塩化アンモニウム+水

HCL + NH4OH  → NH4Cl  + H2O

6. 硫酸+水酸化ナトリウム→硫酸ナトリウム+水

H2SO4 + 2NaOH  → Na2SO4 + 2H2O

7. 硫酸+水酸化カリウム→硫酸カリウム+水

H2SO4 + 2KOH → K2SO4 + 2H2O

8. 硫酸+水酸化バリウム→硫酸バリウム+水

H2SO4 + Ba(OH)2  → BaSO4 + 2H2O

9. 水酸化カルシウム+硫酸→硫酸カルシウム+水

Ca(OH)2 + H2SO4 → CaSO4 + 2H2O

10. 硫酸+アンモニア水→硫酸アンモニウム+水

H2SO4 + 2NH4OH → (NH4)2SO4 + 2H2O

11. 硝酸+水酸化ナトリウム→硝酸ナトリウム+水

HNO3 + NaOH  → NaNO3 + H2O

12. 硝酸+水酸化カリウム→硝酸カリウム+水

HNO3 + KOH → KNO3 + H2O

13. 硝酸+水酸化バリウム→硝酸バリウム+水

2HNO3 + Ba(OH)2 → Ba(NO3)2 + 2H2O

14. 硝酸+水酸化カルシウム→硝酸カルシウム+水

2HNO3 + Ca(OH)2 → CaNO3  + 2H2O

15. 硝酸+アンモニア水→硝酸アンモニウム+水

HNO3 + NH4OH → NH4NO3  + H2O

16. 酢酸+水酸化ナトリウム→酢酸ナトリウム+水

CH3COOH + NaOH → CH3COONa  + H2O

17. 酢酸+水酸化カリウム→酢酸カリウム+水

CH3COOH + KOH → CH3COOK + H2O

18. 酢酸+水酸化バリウム→酢酸バリウム+水

2CH3COOH + Ba(OH)2 → (CH3COO)2Ba + 2H2O

19. 酢酸+水酸化カルシウム→酢酸カルシウム+水

2CH3COOH + Ca(OH)2 → (CH3COO)2Ca + 2H2O

20. 酢酸+アンモニア水→酢酸アンモニウム+水

CH3COOH + NH4OH → CH3COONH4 + H2O

21. 炭酸水+水酸化ナトリウム→炭酸ナトリウム+水

H2CO3 + 2NaOH → Na2CO3 + 2H2O

22. 炭酸水+水酸化カリウム→炭酸カリウム+水

H2CO3 + 2KOH → K2CO3 + 2H2O

23. 炭酸水+水酸化バリウム→炭酸バリウム+水

H2CO3 + Ba(OH)2 → BaCO3 + 2H2O

24. 炭酸水+水酸化カルシウム→炭酸カルシウム+水

H2CO3 + Ca(OH)2 → CaCO3 + 2H2O

25. 炭酸水+アンモニア水→炭酸アンモニウム+水

H2CO3 + 2NH4OH → (NH4)2CO3 + 2H2O

塩の分類(形式的分類)

正塩(中性塩)

もOHも残ってない塩(水溶液が中性を示すということではない)

NaCl K2SO4 (NH4)2SO4 など

酸性塩

酸のHが残った塩(水溶液が酸性を示すということではない)

NaHSO 硫酸水素ナトリウム, NaHCO3 炭酸水素ナトリウムなど

名称が「・・・酸水素~」となる。

塩基性塩

塩基のOHが残った塩(水溶液が塩基性を示すということではない)

Cu(OH)Cl 塩化水酸化銅など

名称に「・・・水酸化~」となる。

まとめ

以上、中和反応式 一覧‥中和反応でできる『塩の種類と性質』を紹介しました。

下記の2つの式は試験などに頻出するのでしっかり覚えておきましょう。

塩化水素+水酸化ナトリウム→塩化ナトリウム+水

HCl + NaOH → NaCl + H2O

硫酸+水酸化バリウム→硫酸バリウム+水

H2SO4 + Ba(OH)2  → BaSO4 + 2H2O