『か』 から始まる三文字熟語
- 怪文書
【かいぶんしょ】
中傷的・暴露的な内容で、出所不明の文書。 - 案山子
【かかし】
作物を荒らす鳥獣を追い払う人形。 - 陰日向
【かげひなた】
人の見ているときと見ていないときとで言葉や態度の変わること。 - 影武者
【かげむしゃ】
敵をあざむき、身代わりとするため、よく似た風貌や服装で身代わりになる人。 - 風見鶏
【かざみどり】
鶏の形をした風向計。時流に合わせることの巧みな人。 - 片意地
【かたいじ】
頑固に自分の考えを主張すること。 - 過不及
【かふきゅう】
過ぎることと及ばないこと。適度でないこと。 - 過不足
【かふそく】
過ぎることと及ばないこと。適度でないこと。 - 過保護
【かほご】
子育を必要以上に大事にすること。 - 紙一重
【かみひとえ】
ほんの少しの差。わずかな違い。 - 空元気
【からげんき】
うわべだけの元気。 - 皮算用
【かわざんよう】
事が実現するかどうかわからないうちに、あれこれと期待すること。 - 間一髪
【かんいっぱつ】
事態が非常に差し迫っていること。その寸前のところ。 - 感無量
【かんむりょう】
はかり知れないほど身にしみて感じること。
『き』 から始まる三文字熟語
- 生一本
【きいっぽん】
純粋で混じりけのないこと。一途に物事に打ち込んでいくさま。 - 気丈夫
【きじょうぶ】
気持ちがしっかりしているさま。 - 几帳面
【きちょうめん】
物事を隅々まで規則正しくすること。 - 既得権
【きとくけん】
すでに獲得している権利のこと。 - 急先鋒
【きゅうせんぽう】
先頭に立って勢いよく行動したり、主張したりすること。 - 金字塔
【きんじとう】
後世に残るすぐれた業績。ピラミッドのこと。
『け』 から始まる三文字熟語
- 下克上
【げこくじょう】
下の者が上の者をしのぎ、権力を奪い取ること。 - 下手物
【げてもの】
大衆向けの値段のやすいもの。風変わりなもの。 - 下馬評
【げばひょう】
世間での評判や批評。噂。 - 外連味
【けれんみ】
はったりやごまかしのこと。 - 原動力
【げんどうりょく】
活動を起こすもとになる力。
『こ』 から始まる三文字熟語
- 紅一点
【こういってん】
多くのものの中で異彩を放つもの。男性たちの中の唯一の女性のこと。 - 好好爺
【こうこうや】
善良でやさしいおじいさんのこと。 - 硬骨漢
【こうこつかん】
権力に屈せず、主義主張を曲げない男。 - 好事家
【こうずか】
変わった物事に興味をもつ人。物好きな人。 - 小細工
【こざいく】
すぐわかってしまうような浅はかな策略。 - 後日談
【ごじつだん】
ある事件や物語などの後、それからどうなったかという話。 - 御破算
【ごはさん】
今まで進めてきたことや状態をすっかり元に戻すこと。 - 破落戸
【ごろつき】
定職も定まった住居も持たないならず者。悪者。
『さ』 から始まる三文字熟語
- 最高潮
【さいこうちょう】
雰囲気や感情などが最も高まること。 - 匙加減
【さじかげん】
薬の調合の加減。料理の味つけの具合。手加減。 - 殺風景
【さっぷうけい】
単調で趣のない景色。目を楽しませるものがないこと。 - 茶飯事
【さはんじ】
日常のごくありふれたこと。 - 五月雨
【さみだれ】
陰暦5月頃に降る長雨。梅雨どきのこと。 - 猿芝居
【さるしばい】
すぐ見透かされるような、浅はかなたくらみ。下手な芝居。 - 猿真似
【さるまね】
他人のうわべだけまねること。
『し』 から始まる三文字熟語
- 直談判
【じかだんぱん】
仲介をたてず直接話し合うこと。相手と直接交渉すること。 - 自堕落
【じだらく】
だらしないこと。 - 地団駄
【じだんだ】
怒ったりくやしがって、激しく足を踏み鳴らすこと。 - 七福神
【しちふくじん】
七人の福徳をもたらす神。
【恵比寿・大黒天・毘沙門天・弁財天・福禄寿・寿老人・布袋。 - 集大成
【しゅうたいせい】
たくさんのものを広く集めて、一つのものとして完成すること。 - 守銭奴
【しゅせんど】
金銭欲の強い人。 - 修羅場
【しゅらば】
悲惨をきわめている闘争、戦乱の場所。 - 松竹梅
【しょうちくばい】
松と竹と梅。三階級に分けた等級の呼称。 - 正念場
【しょうねんば】
その人の真価を問われる大事な場面。重要な局面。 - 真骨頂
【しんこっちょう】
そのものの本来の姿。真実の価値。 - 神通力
【じんつうりき】
何事も自由自在になしうる力。 - 新天地
【しんてんち】
新しい世界。新しい活動の場。
『す』 から始まる三文字熟語
- 助太刀
【すけだち】
人に加勢をすること。手助けをすること。
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