『の』 から始まる三文字熟語
- 能天気
【のうてんき】
のんきで軽薄・浮ついていること。脳天気とも書く。 - 野放図
【のほうず】
図々しく横着なこと。また、際限がないようす。
『は』 から始まる三文字熟語
- 裸一貫
【はだかいっかん】
自分の身体以外に、何の資本も持っていないこと。 - 破天荒
【はてんこう】
前例のないこと。前代未聞。 - 破廉恥
【はれんち】
恥を恥とも思わないこと。 - 半可通
【はんかつう】
知ったかぶりをする人。
『ひ』 から始まる三文字熟語
- 美丈夫
【びじょうふ】
美しく立派な男子。 - 一筋縄
【ひとすじなわ】
安易なやり方。普通の方法。 - 百人力
【ひゃくにんりき】
100人分を合わせたほどの力。人から助けを得て心強いこと。 - 日和見
【ひよりみ】
有利な方につこうと形勢をうかがうこと。 - 昼行灯
【ひるあんどん】
昼間に火をともしている行灯のように、ぼんやりしている人。間の抜けた人。 - 貧乏神
【びんぼうがみ】
貧乏をもたらす神。
『ふ』 から始まる三文字熟語
- 風物詩
【ふうぶつし】
景色や季節をうたった歌。季節の感じを表しているもの。 - 風来坊
【ふうらいぼう】
どこからともなくやって来る人。気まぐれな人。 - 不得手
【ふえて】
得意でないこと。 - 不穏当
【ふおんとう】
適切でないこと。おだやかでないこと。 - 不可解
【ふかかい】
理解できないこと。 - 不可逆
【ふかぎゃく】
一度変化したものが、再び元の状態に戻らないこと。 - 不可欠
【ふかけつ】
なくてはならないこと。 - 不可能
【ふかのう】
できないこと。 - 不気味
【ぶきみ】
気味が悪いこと。 - 不器用
【ぶきよう】
手先の細かい仕事が下手なこと。 - 不謹慎
【ふきんしん】
つつしみのないこと。不真面目な態度。 - 伏魔殿
【ふくまでん】
魔物が住んでいる殿堂。悪人が集まるところ。 - 袋小路
【ふくろこうじ】
通り抜けることのできない小路。物事が行き詰まること。 - 不合理
【ふごうり】
道理に合わないこと。矛盾していること。 - 不心得
【ふこころえ】
心掛けが悪く、たしなみがないこと。 - 不見識
【ふけんしき】
十分な見識がないこと。しっかりした考えや判断力がないこと。 - 不細工
【ぶさいく】
出来具合が悪いこと。顔かたちが整っていないこと。 - 不作為
【ふさくい】
あえて積極的な行為をしないこと。 - 無作法
【ぶさほう】
礼儀作法がなってないこと。 - 不始末
【ふしまつ】
後始末の悪いこと。不都合な行い。 - 不死身
【ふじみ】
どんなに痛めつけられても弱らない身体。どんな困難にもくじけないこと。 - 不条理
【ふじょうり】
道理に反すること。筋道の通らないこと。 - 不寝番
【ふしんばん】
一晩中、寝ないで番をすること。 - 不世出
【ふせいしゅつ】
めったに世に現れないほど、すぐれていること。 - 不退転
【ふたいてん】
どんな困難に出会っても、一度決めたことを最後まで貫き通すこと。 - 仏頂面
【ぶっちょうづら】
無愛想な顔。ふくれっ面。 - 筆不精
【ふでぶしょう】
面倒がって手紙や文章を書かない人。 - 不如意
【ふにょい】
思いのままにならないこと。経済状態が苦しいこと。 - 不文律
【ふぶんりつ】
文章に明記されていない法や規律。慣習法。 - 冬将軍
【ふゆしょうぐん】
冬のきびしさを擬人化した表現。 - 不養生
【ふようじょう】
健康に注意しないこと。 - 不料簡
【ふりょうけん】
よくない考え。 - 雰囲気
【ふんいき】
その場をつつむ空気・気分。 - 分相応
【ぶんそうおう】
その人の身分にふさわしいこと。能力に見合っていること。
『へ』 から始まる三文字熟語
- 別天地
【べってんち】
俗世間とかけはなれた素晴らしい世界。 - 屁理屈
【へりくつ】
無理にこじつけた理屈。
『ほ』 から始まる三文字熟語
- 朴念仁
【ぼくねんじん】
口数の少ない無愛想な人。 - 没交渉
【ぼつこうしょう】
交渉がないこと。かかわりあいのないこと。 - 本調子
【ほんちょうし】
三味線の基本的な調弦法。その人本来の調子がでること。
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