中学受験や中学校での試験にでる山地・山脈の特徴をまとめました。
要点をまとめてあるので試験対策等に役立ててください。
日本の山地・山脈の特徴
日本の国土のおよそ 4分の3は山地であり、傾斜が急で険しく、海岸までせまっていることが多い。
- 山地:いくつかの山が集まったもの。稜線がはっきりせず比較的なだらかなものが多い。
- 山脈:比較的高くて険しい山と山が連なっており稜線がはっきりしている。帯状に伸びる山地。
日本は、環太平洋造山帯とよばれる、太平洋をとりまく造山帯に属していて、火山活動によってできたものが多くあります。
桜島、雲仙岳などは現在も活動中であり、阿蘇山(熊本県)は世界最大のカルデラをもつことで知られています。
山地・山脈の割合
日本の国土の およそ 4分の3は山地 です。
- 日本の国土の4分の3は山地
- 日本の国土の3分の2は森林
テストにでやすい山地・山脈と特徴
[ 中国山地・北上高地・阿武隈高地・丹波高地 ]
全体的に比較的なだらかなため、牧畜(放牧)がおこなわれている山地と高地
[ 白神山地 ]
世界遺産に登録されている。
[ 日高山脈 ]
北海道地方唯一の山脈。
[ 奥羽山脈 ]
東北地方の背骨といわれている。
[ 紀伊山地 ]
紀伊山地では すぎ や ひのき が生産されており、吉野すぎや尾鷲(おわせ)ひのきなどのブランド木材が有名です。
[ 四国山地と中国山地 ]
中国山地と四国山地にはさまれた地域:瀬戸内
四国山地と中国山地を比べると四国山地のほうが高くて険しい。
日本アルプス
本州の中部地方にある以下の3つの山脈の総称です。
飛騨山脈・・・北アルプス
木曽山脈・・・中央アルプス
赤石山脈・・・南アルプス
標高3000m前後の高い山脈が連なっていて、「日本の屋根」とよばれています。
覚えておくべき主な山地と山脈
山地と山脈 一覧
- 天塩山地
- 北見山地
- 夕張山地
- 日高山脈
- 奥羽山脈
- 出羽山地
- 北上高地
- 越後山脈
- 阿武隈高地
- 飛騨山脈
- 両白山地
- 関東山地
- 鈴鹿山脈
- 紀伊山地
- 讃岐山脈
- 四国山地
- 赤石山脈
- 木曽山脈
- 丹波高地
- 中国山地
- 筑紫山地
- 九州山地
日本一長い山脈は?
「奥羽山脈」・東北地方にある「奥羽山脈(おううさんみゃく)」が南北に約500キロあり、日本一長い。
環太平洋造山帯
日本は、環太平洋造山帯とよばれる、太平洋をとりまく造山帯に属していて、火山活動によってできたものが多い。桜島、雲仙岳などは現在も活動中である。阿蘇山(熊本県)は世界最大のカルデラをもつ。
日本の本州の中部あたりの、新潟県 糸魚川(いといがわ)と 静岡県 静岡市 とを結んだ線の周辺地域あたりに、幅100kmほどの窪地(くぼち)があり、この窪地をフォッサ マグナといいます。
フォッサマグナの周辺では地震や火山活動が活発で、活火山である富士山もフォッサマグナの周辺地帯にあります。また、フォッサマグナのことを大地溝帯(だい ちこうたい)とも言います。
フォッサマグナを境にして日本を東日本と西日本に分ける事ができます。
フォッサマグナ:本州を東と西の2つに分ける大きな断層
主な山地・山脈の一覧表とテストプリント
問題プリントと解答が1枚ずつあります。
解答プリントは暗記用にも使えますので活用してください。
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