漢字検定1級レベルの非常に難しい『難読 四字熟語』の一覧表です。
漢検に挑戦する人、漢字に興味がある人は是非参考にしてください。
難読 四字熟語 一覧
- 哀毀骨立
【あいきこつりつ】
悲しみの極み - 曖昧模糊
【あいまいもこ】
はっきりとしないさま - 曖昧糢糊
【あいまいもこ】
はっきりとしないさま - 哀鳴啾啾
【あいめいしゅうしゅう】
鳥や虫が悲しげに鳴くさま - 握髪吐哺
【あくはつとほ】
すぐれた人材を求めるのに熱心なこと - 鴉雀無声
【あじゃくむせい】
ひっそりとして声のないこと。静寂なさま - 鴉巣生鳳
【あそうせいほう】
愚鈍な親がすぐれた子を生むたとえ - 遏悪揚善
【あつあくようぜん】
悪事を禁じて、善行をすすめること - 蛙鳴雀躁
【あめいじゃくそう】
役に立たない議論や、内容に乏しく下手な文章 - 蛙鳴蝉躁
【あめいせんそう】
役に立たない議論や、内容に乏しく下手な文章 - 阿爺下頷
【あやあがん】
物事の見分けのつかない愚か者のこと - 阿諛傾奪
【あゆけいだつ】
身分や権勢のある者におもねり他人の地位を傾け奪うこと - 阿諛追従
【あゆついしょう】
相手の気に入られようと、こびへつらうこと - 阿諛追随
【あゆついずい】
相手の気に入られようと、こびへつらうこと - 阿諛便佞
【あゆべんねい】
口先でへつらって、人の気に入るようにずるがしこく立ち回ること - 阿諛奉承
【あゆほうしょう】
身分や権勢のある者におもねり他人の地位を傾け奪うこと - 阿轆轆地
【あろくろくじ】
物事が滞ることなくうまく回転すること。 - 阿漉漉地
【あろくろくじ】
物事が滞ることなくうまく回転すること。 - 晏嬰狐裘
【あんえいこきゅう】
上にたつものが倹約に努め、職務に励むこと。 - 安閑恬静
【あんかんてんせい】
安らかでゆったりとして静かなこと。 - 暗香蓊勃
【あんこうおうぼつ】
どこからともなく香りが盛んに漂いくるさま。 - 晏子高節
【あんしのこうせつ】
中国春秋時代、斉の晏嬰が臣下としての節を全うしたこと。 - 按図索驥
【あんずさくき】
理論だけの実際には役立たない考えや意見のこと。 - 帷幄上奏
【いあくじょうそう】
軍事の機密事項について直接天皇に上奏すること。 - 伊尹負鼎
【いいんふてい】
大望のために身を落とすたとえ。 - 意気銷沈
【いきしょうちん】
元気をなくして、しょげ返ること。 - 意気沮喪
【いきそそう】
意気込みがくじけ弱り、元気を失うこと - 衣錦尚絅
【いきんしょうけい】
才能や徳を外にあらわに出さないこと。 - 韋弦之佩
【いげんのはい】
自分の性格を改めて修養しようと戒めのための物を身につけること。 - 為虎傅翼
【いこふよく】
強いものにさらに力をつけること。 - 意識朦朧
【いしきもうろう】
意識がかすんではっきりしないさま。 - 渭樹江雲
【いじゅこううん】
遠くにいる友人を思う情が切なこと。 - 意匠惨澹
【いしょうさんたん】
工夫を凝らすのに苦心すること。 - 遺簪墜屨
【いしんついく】
日ごろ使い慣れたものに愛着をもつたとえ。 - 韋駄天走
【いだてんばしり】
非常に速く走ること。 - 一字褒貶
【いちじほうへん】
一字の使い分けによって、人を誉めたりけなしたりすること。 - 一縷千鈞
【いちるせんきん】
危険の甚だしいことの形容。 - 一攫千金
【いっかくせんきん】
あまり苦労をせずに一時に大きい利益を得ること。 - 一家眷族
【いっかけんぞく】
家族と血縁関係にある者。 - 一家団欒
【いっかだんらん】
家族が集まってむつまじく楽しむこと。 - 一気呵成
【いっきかせい】
ひといきに物事を仕上げてしまうこと。 - 一饋十起
【いっきじっき】
賢者を求めるのに熱心なたとえ。 - 一簣之功
【いっきのこう】
仕事を完遂する間際の最後の努力。最後のひとふんばり。 - 一丘一壑
【いっきゅういちがく】
俗世間を離れ、自然の中に身を置いて、風流を楽しむこと。 - 一裘一葛
【いっきゅういっかつ】
他に着替えのないことから、貧乏のたとえ。 - 一丘之貉
【いっきゅうのかく】
同じ丘に住む狢。似たようなもののたとえ。 - 一薫一蕕
【いっくんいちゆう】
善は消えやすく悪は除きがたいことのたとえ。 - 一蹶不振
【いっけつふしん】
一度失敗して二度と立ち上がれないたとえ。 - 一闔一闢
【いっこういちびゃく】
あるいは閉じ、あるいは開く。陰と陽が消長するさま。 - 一狐之腋
【いっこのえき】
貴重なもののたとえ。
- 一糸一毫
【いっしいちごう】
ごくわずかなこと。 - 一士諤諤
【いっしがくがく】
多くのものがおもねり追従している中で、一人だけ恐れはばからずに直言すること。 - 一瀉千里
【いっしゃせんり】
流れの非常に速いこと。ものごとが速やかにかたづくこと。 - 一觴一詠
【いっしょういちえい】
酒を飲み楽しみながら詩を作ること。 - 一笑一嚬
【いっしょういっぴん】
顔にあらわれるわずかな表情。 - 一倡三歎
【いっしょうさんたん】
すぐれた詩文を賞賛する語。 - 一世風靡
【いっせいふうび】
ある時代に非常に流行すること。 - 一箭双雕
【いっせんそうちょう】
弓を射るのがうまいこと。 - 一朝之忿
【いっちょうのいかり】
一時的な怒りをいう。 - 一擲千金
【いってきせんきん】
豪快な振る舞い、思い切りおいことのたとえ。 - 一髪千鈞
【いっぱつせんきん】
非常に危険なこと、きわめて無理なことのたとえ。 - 一嚬一笑
【いっぴんいっしょう】
顔にあらわれるわずかな表情。 - 鷸蚌之争
【いつぼうのあらそい】
両者が譲らずに争っていると第三者が骨を折らずに利益を横取りしてしまうこと。 - 猗頓之富
【いとんのとみ】
巨万の富、膨大な財産をいう。 - 倚馬七紙
【いばしちし】
すらすらと名文を書き上げる才。 - 夷蛮戎狄
【いばんじゅうてき】
中国周辺部にいた異民族の総称。 - 萎靡沈滞
【いびちんたい】
物事の動きに活気や勢いがないこと。 - 渭浜漁父
【いひんのぎょほ】
渭水のほとりで釣り糸をたれていた太公望のこと。 - 異聞奇譚
【いぶんきたん】
きわめて珍しい話のこと。 - 韋編三絶
【いへんさんぜつ】
書物を繰り返し読むことから、読書や学問に熱心なたとえ。 - 倚門之望
【いもんのぼう】
子を思う母の愛情のたとえ。 - 異類無礙
【いるいむげ】
異質なもの同士が、何の障害もなく互いに通じ合うこと。 - 因果覿面
【いんがてきめん】
悪事の報いがすぐに目の前にあらわれること。 - 殷鑑不遠
【いんかんふえん】
失敗を戒める例は近くにあるたとえ。 - 婬虐暴戻
【いんぎゃくぼうれい】
淫らな生活をし、乱暴で非道なこと。 - 淫虐暴戻
【いんぎゃくぼうれい】
淫らな生活をし、乱暴で非道なこと。 - 慇懃無礼
【いんぎんぶれい】
表面はきわめて礼儀正しく丁寧であるが、実はひどく尊大であること。 - 因循苟且
【いんじゅんこうしょ】
古い習慣や方法にこだわって、その場しのぎの手段をとること。 - 引縄批根
【いんじゅんへいこん】
力ゐ合わせて他を排斥すること。 - 飲鴆止渇
【いんちんしかつ】
目先のことだけを考えて後の結果を省みないこと。 - 陰謀詭計
【いんぼうきけい】
人を欺くためのひそかな悪巧み。 - 烏焉魯魚
【うえんろぎょ】
文字の書き誤り。 - 羽翮飛肉
【うかくひにく】
小さなものでも数多く集まれば大きな力になるということ。 - 于公高門
【うこうこうもん】
陰徳を積む家の子孫は繁栄することのたとえ。 - 禹行舜趨
【うこうしゅんすう】
禹や舜の表面上の動作をまねるだけで実質的な聖人の徳を備えていないこと。 - 右顧左眄
【うこさべん】
情勢を気にして決断できないこと。 - 迂疎空闊
【うそくうかつ】
まわりくどく実際に適応できないこと。 - 鬱鬱葱葱
【うつうつそうそう】
こんもり繁るさま。 - 鬱鬱勃勃
【うつうつぼつぼつ】
気が盛んに満ちるさま。 - 鬱肉漏脯
【うつにくろうほ】
腐った肉や腐ったほじし。 - 鬱塁神荼
【うつるいしんと】
門を守る神のこと。 - 禹湯文武
【うとうぶんぶ】
夏・殷・周三代の始祖の名。 - 烏兔匆匆
【うとそうそう】
歳月が速く過ぎ去るたとえ。 - 嫗伏孕鬻
【うふうよういく】
鳥や獣が子を産み育てること。 - 禹歩舜趨
【うほしゅんすう】
禹や舜の表面上の動作をまねるだけで実質的な聖人の徳を備えていないこと。 - 紆余委蛇
【うよいだ】
山や林がうねうねと屈曲しながら長く続くさま。 - 紆余曲折
【うよきょくせつ】
事情が込み入り複雑なこと。 - 孟蘭盆会
【うらぼんえ】
仏教で七月十五日に祖先の霊をまつり冥福を祈る行事。 - 雨霖鈴曲
【うりんれいきょく】
唐の玄宗の作った楽曲の名。 - 雲雨巫山
【うんうふざん】
男女の情交をいう。
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