中学校の中間テストや期末テスト、高校入試によく出る化学式を一覧にしました。
化学反応式とは、物質の化学反応前後での物質の化学変化を化学式と数字で表したものです。
化学反応では反応前の化学物質を反応物、反応後の化学物質を生成物といいます。
化学反応式は科学の学習では必須ですので、それぞれの物質の化学式を書けるようにしましょう。
化学反応式一覧
化合
硫化銅
銅+硫黄 → 硫化銅
Cu+S → CuS
酸化銅
銅 + 酸素 → 酸化銅
2Cu + O₂ → 2CuO
塩化銅
銅 + 塩素 → 塩化銅
Cu + Cl₂ → CuCl₂
硫化鉄
鉄+硫黄 → 硫化鉄
Fe+S → FeS
アンモニア
窒素 + 水素 → アンモニア
N2 + 3H2 → 2NH3
一酸化炭素
炭素 + 酸素 → 酸化炭素
2C + O2 → 2CO
二酸化硫黄
硫黄 +酸素 → 二酸化硫黄
S + O2 → SO2
酸化マグネシウム : マグネシウムの燃焼
マグネシウム + 酸素 → 酸化マグネシウム
2Mg + O₂ → 2MgO
酸化鉄 : スチールウールの燃焼
鉄(スチールウール)+ 酸素 → 酸化鉄
2Fe + O₂ → 2FeO
二酸化炭素 : 炭素の燃焼
炭素 + 酸素 → 二酸化炭素
C + O₂ → CO₂
水 : 水素の燃焼
水素 + 酸素 → 水
2H₂ + O₂ → 2H₂O
還元
酸化物から酸素を取り除く反応を還元といいます。
酸化鉄を炭素で還元
酸化鉄 + 炭素 → 鉄 + 二酸化炭素
2Fe₂O₃ + 3C → 4Fe + 3CO₂
酸化銅を炭素で還元
酸化銅 + 炭素 → 銅 + 二酸化炭素
2CuO + C → 2Cu + CO₂
酸化銅を水素で還元
酸化銅 + 水素 → 銅 + 水
CuO + H₂ → Cu + H₂O
二酸化炭素をマグネシウムで還元
二酸化炭素 + マグネシウム → 炭素 + 酸化マグネシウム
CO₂ + 2Mg → C + 2MgO
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