- 放辟邪侈
【ほうへきじゃし】
わがまま勝手な悪い行為のこと。 - 蜂目豺声
【ほうもくさいせい】
凶悪で冷酷な人のこと。 - 鳳友鸞交
【ほうゆうらんこう】
男女間の情事。 - 暴戻恣睢
【ぼうれいしき】
横暴で残忍な人物の形容。 - 墨翟之守
【ぼくてきのまもり】
自分の説などを堅く守って改めないこと。 - 北轍南轅
【ほくてつなんえん】
志と行動が相反するたとえ。 - 北轅適楚
【ほけんてきそ】
志と行動が相反するたとえ。 - 輔車脣歯
【ほしゃしんし】
お互いに助け合う密接な関係 - 墨痕淋漓
【ぼっこんりんり】
墨で表現したものが生き生きしているさま。 - 匍匐膝行
【ほふくしっこう】
膝を床につき、すり足で前に移動すること。 - 賁育之勇
【ほんいくのゆう】
非常に気力が盛んで強いこと。 - 本地垂迹
【ほんちすいじゃく】
仏や菩薩が人々を救う一つの手段として、神の姿を借りて現れること。 - 奔放不羈
【ほんぽうふき】
なにものにもとらわれることなく、自分の思うままに振る舞うこと。 - 麻姑掻痒
【まこそうよう】
物事が思いのままになること。 - 摩頂放踵
【まちょうほうしょう】
自分の身を犠牲にして、他人のために尽くすこと。 - 磨礱砥礪
【まろうしれい】
知らず知らずのうちに、物が減ってしまうたとえ。 - 満身創痍
【まんしんそうい】
精神的にひどく痛めつけられていること。 - 万目睚眥
【まんもくがいさい】
たくさんの人ににらまれること。 - 満目蕭条
【まんもくしょうじょう】
見渡す限り物寂しいさま。 - 曼理皓歯
【まんりこうし】
美人のこと。 - 無影無踪
【むえいむそう】
行方の知れないこと。 - 无何之郷
【むかのきょう】
何もなく、果てしなく広いところ。 - 無辜之民
【むこのたみ】
罪無き人々。 - 無根無蔕
【むこんむてい】
よりどころがまったく無いこと。 - 無慙無愧
【むざんむき】
まったく恥じることなく悪いことを平気で行うこと。 - 無病呻吟
【むびょうしんぎん】
たいしたことはないのに大げさに騒ぎ立てること。 - 霧鬢風鬟
【むびんふうかん】
美しい髪のたとえ。 - 無辺無礙
【むへんむげ】
広大で限りが無く自由で煩悩の妨げが無い。 - 毋望之禍
【むぼうのわざわい】
思いがけないわざわい。 - 無欲恬淡
【むよくてんたん】
あっさりしていて欲が無く、物にこだわらないこと。 - 無余涅槃
【むよねはん】
肉体など形の制約から解放された悟りの境地。 - 銘肌鏤骨
【めいきるこつ】
心に深く刻み込んで忘れないこと。 - 冥行擿埴
【めいこてきしょく】
学問をするのに、その方法を知らないことのたとえ。 - 明察秋毫
【めいさつしゅうごう】
眼力の鋭いこと。 - 明窓浄几
【めいそうじょうき】
清潔で快適に勉強できる書斎。 - 明朗闊達
【めいろうかったつ】
明るく朗らかで、小さなことにこだわらないこと。 - 面折廷諍
【めんせつていそう】
面と向かって臆することなく争論すること。 - 罔極之恩
【もうきょくのおん】
父母の恩。 - 毛骨悚然
【もうこつしょうぜん】
ひどく恐れおののくさま。 - 沐浴抒溷
【もくよくじょこん】
髪や体を洗い清めて、穢れを取り除くこと。 - 門巷填隘
【もんこうてんあい】
人が多く集まりくるさま。 - 悶絶躄地
【もんぜつびゃくち】
転げまわってもだえ苦しむこと。 - 夜雨対牀
【やうたいしょう】
兄弟や友人の間柄が大変親密なたとえ。 - 八咫之鏡
【やたのかがみ】
三種の神器の一つ。 - 維摩一黙
【ゆいまいちもく】
多弁より沈黙が勝っていることのたとえ。 - 黝堊丹漆
【ゆうあくたんしつ】
建物が古いしきたりにかなって作られていることをいう。 - 游雲驚竜
【ゆううんきょうりょう】
空に流れ行く雲と空かける竜。 - 尤雲殢雨
【ゆううんていう】
男女の情交のこと。 - 勇往邁進
【ゆうおうまいしん】
目的を目指してまっしぐらに突き進むこと。 - 勇気凛凛
【ゆうきりんりん】
ものに恐れず勇ましいさま。
- 融通無礙
【ゆうずうむげ】
行動や思考がものにとらわれずにのびのびしていること。 - 優游涵泳
【ゆうゆうかんえい】
ゆったりとした気持ちで学問や技芸の深い境地を味わう。 - 余韻嫋嫋
【よいんじょうじょう】
音声が鳴り止んでもなお残る響きが、細く長く続くさま。 - 羊裘垂釣
【ようきゅうすいちょう】
羊の皮衣を着て釣り糸をたれる。隠者の姿を言う。 - 羊很狼貪
【ようこんろうどん】
荒々しくて道理にそむき、また飽くことなく欲張ること。 - 妖姿媚態
【ようしびたい】
いかにもなまめかしく美しい姿。 - 蝿頭細書
【ようとうさいしょ】
細かい文字のこと。 - 揺頭擺尾
【ようとうはいび】
人に気に入られるようにこびへつらうさま。 - 瑶林瓊樹
【ようりんけいじゅ】
人品が卑しくなく高潔で、人並みすぐれていること。 - 薏苡明珠
【よくいめいしゅ】
無実の嫌疑がかけられること。 - 翼覆嫗煦
【よくふうく】
翼で包み抱きしめる。慈しむこと。 - 余裕綽綽
【よゆうしゃくしゃく】
ゆったりと落ち着いてあせらないこと。 - 雷陳膠漆
【らいちんこうしつ】
友情が深く堅いこと。 - 雲霆万鈞
【らいていばんきん】
威勢が極めて大きく防ぎとめることが出来ないたとえ。 - 磊磊落落
【らいらいらくらく】
心が広くて、小さなことにこだわらないさま。 - 落英繽紛
【らくえいひんぷん】
散る花びらが乱れ舞うさま。 - 落穽下石
【らくせいかせき】
人の危難につけ込んでさらに痛めつけることを言う。 - 落花狼藉
【らっかろうぜき】
落ちた花びらなどが入り乱れてとり散らかっているさま。女性に乱暴を働くこと。 - 濫竽充数
【らんうじゅうすう】
無能のものが才能があるように見せかけること。 - 蘭摧玉折
【らんさいぎょくせつ】
賢人や美人などの死を言う。 - 鸞翔鳳集
【らんしょうほうしゅう】
賢才が集まりくるたとえ。 - 乱暴狼藉
【らんぼうろうぜき】
荒々しい振る舞いや無法な行為をすること。 - 六韜三略
【りくとうさんりゃく】
中国の有名な兵法書である『六韜』と『三略』のこと。 - 流汗淋漓
【りゅうかんりんり】
汗が対中から流れ出て、滴り落ちること。 - 流金鑠石
【りゅうきんしゃくせき】
厳しい暑さのたとえ。 - 流言蜚語
【りゅうげんひご】
確かな根拠の無いいいかげんなうわさ。 - 梁冀跋扈
【りょうきばっこ】
後漢の梁冀は朝廷でおごり高ぶり『跋扈将軍』と呼ばれた。 - 竜吟虎嘯
【りょうぎんこしょう】
同類は相応じ従うということ。 - 竜虎相搏
【りょうこそうはく】
強いもの同士が激しく戦うこと。 - 竜驤虎視
【りょうじょうこし】
世に威勢を示し、意気が盛んなこと。 - 竜驤虎搏
【りょうじょうこはく】
強いもの同士が激しく戦うこと。 - 凌霄之志
【りょうしょうのこころざし】
俗世間を遠く超越したいと願う高尚な志。 - 竜驤麟振
【りょうじょうりんしん】
首を高く上げて竜のように昇り、麒麟が威勢良く奮い立つように、威力や勢力が盛んなたとえ。 - 竜頭鷁首
【りょうとうげきしゅ】
風流を楽しむ船のこと。 - 遼東之豕
【りょうとうのいのこ】
世間知らずで、自分だけ得意になっていること。 - 竜蟠蚖肆
【りょうばんげんし】
聖人も民間にあれば俗人に侮られるたとえ。 - 竜蟠虎踞
【りょうばんこきょ】
険しい地勢。攻めるのに困難で守るのに便利な地勢。 - 驪竜之珠
【りりょうのたま】
命がけで求めなければ得られない貴重なもののたとえ。 - 霖雨蒼生
【りんうそうせい】
恵みを与えること。民を苦しみから救う人のこと。 - 麟角鳳嘴
【りんかくほうし】
非常にまれにしか存在しないもののたとえ。 - 輪奐一新
【りんかんいっしん】
建築が新しくなり、壮大で美麗なことの形容。 - 琳琅珠玉
【りんろうしゅぎょく】
非常に美しい玉。すぐれた人物や美しい詩文のたとえ。 - 琳琅満目
【りんろうまんもく】
美しいもの、すばらしいものが満ち溢れていることのたとえ。 - 縷縷綿綿
【るるめんめん】
話が長くてくどいこと。 - 零絹尺楮
【れいけんせきちょ】
書画の小片。絹や紙のきれはし。 - 鴒原之情
【れいげんのじょう】
兄弟の深い愛情。 - 藜杖韋帯
【れいじょういたい】
あかざの杖となめし皮の帯。質素なことの形容。 - 冷嘲熱罵
【れいちょうねつば】
冷ややかにあざけり熱心になじること。 - 烈士徇名
【れっしじゅんめい】
道理のとおった正しい行いをする人は名誉のために命をかける。 - 聯袂辞職
【れんべいじしょく】
大勢が行動をともにして、いっせいに職を辞すること。 - 連璧賁臨
【れんぺきひりん】
二人の客が同時にくることをいう。 - 螻蟻潰堤
【ろうぎかいてい】
ほんの些細なことが、大きな事故や事件の原因となること。 - 螻蟻之誠
【ろうぎのせい】
けらや蟻のような小さな生き物の誠意。 - 老驥伏櫪
【ろうきふくれき】
人が年老いてもなお大きな志を抱くこと。 - 鏤塵吹影
【ろうじんすいえい】
無駄な努力。やりがいのないことのたとえ - 籠鳥檻猿
【ろうちょうかんえん】
自由を奪われ自分の思い通りに生きることが出来ない境遇のたとえ。 - 狼貪虎視
【ろうどんこし】
野心の盛んなさま。無道で貪欲なさま。 - 魯魚亥豕
【ろぎょがいし】
文字の書き誤り。 - 驢鳴犬吠
【ろめいけんばい】
拙劣でつまらない文章や聞くに値しない話のたとえ - 矮子看戯
【わいしかんぎ】
見識の無いことのたとえ。 - 和気藹藹
【わきあいあい】
和やかな気分が満ち溢れているさま。 - 和羹塩梅
【わこうあんばい】
主君の施政を助けて天下をうまく治める大臣、宰相のこと。
漢字検定1級レベルの四字熟語を紹介しました。 あまり耳にする機会のない四字熟語だらけでしたが知っている四字熟語はいくつあったでしょうか?
漢字や四字熟語が得意な人、漢検に挑戦する人に最適な一覧ですので学習の参考に使ってください。
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