- 緊褌一番
【きんこんいちばん】
気持ちを引き締めて物事に取り組むこと - 琴瑟相和
【きんしつそうわ】
夫婦の仲のむつまじいことのたとえ - 禽獣夷狄
【きんじゅういてき】
中国周辺の異民族をさげすんで称したもの - 擒縦自在
【きんしょうじざい】
自分の思いのままに人を処遇すること - 空谷跫音
【くうこくきょうおん】
予期せぬ喜びのこと - 苦心惨憺
【くしんさんたん】
あれこれと心を砕いて苦労を重ねること - 狗吠緇衣
【くはいしい】
いつも着ている服装を変えれば疑われるのは当然であるということ - 狗尾続貂
【くびぞくちょう】
官爵を乱発するのをののしる語 - 区聞陬見
【くぶんすうけん】
学問や見識が狭く、偏っていること - 君恩海壑
【くんおんかいがく】
君主の恩は海や谷のように深いこと - 群蟻附羶
【ぐんぎふせん】
人々が利益のあるところに群がることをいやしんでいうたとえ - 焄蒿凄愴
【くんこうせいそう】
強い香りを放っていたましくすさまじいこと - 葷酒山門
【くんしゅさんもん】
くさいものや酒を飲んで山門に入ることを禁じた語 - 閨英闈秀
【けいえいいしゅう】
婦人のこと、すぐれた女性のたとえ - 経営惨憺
【けいえいさんたん】
心を砕き悩ましてあれこれ考え計画すること - 軽裘肥馬
【けいきゅうひば】
たいそう富貴なさま - 荊棘叢裏
【けいきょくそうり】
乱臣、逆臣の家の形容 - 荊棘銅駝
【けいきょくどうだ】
国の滅亡を嘆くこと - 桂玉之艱
【けいぎょくのかん】
よそから物価高の土地にきて、生活に苦労すること - 荊釵布裙
【けいさふくん】
粗末な服装のたとえ - 鶏尸牛従
【けいしぎゅうしょう】
大組織に隷属するより小さくても人の上にたつほうがよいとのたとえ - 瓊枝玉葉
【けいしぎょくよう】
天子の一門のこと - 瓊枝栴檀
【けいしせんだん】
有徳の人の形容。すばらしい詩文のたとえ、 - 霓裳羽衣
【げいしょううい】
薄い絹などで作った、女性の美しく軽やかな衣装のこと - 傾側偃仰
【けいそくえんぎょう】
よきにつけあしきにつけ浮世まかせの暮らし - 軽佻浮薄
【けいちょうふはく】
考えが軽薄で浮ついていること - 軽妙洒脱
【けいみょうしゃだつ】
洗練され気が効いており、俗っぽくなくさわやかなこと - 形容枯槁
【けいようここう】
容貌がやせ衰えて生気がないさま - 灰身滅智
【けしんめっち】
身も心も無にして悟りに達する境地を言う - 厥角稽首
【けっかくけいしゅ】
相手に対して最敬礼すること - 月下推敲
【げっかすいこう】
詩文の字句・表現をあれこれ工夫を凝らし、完成を目指すこと - 結跏趺坐
【けっかふざ】
仏教の座法のひとつ - 譎詭変幻
【けっきへんげん】
さまざまに奇異なようすにかわること - 刖趾適屨
【げっしてきく】
本末を転倒して無理に物事を行うこと - 月中蟾蜍
【げっちゅうせんじょ】
月に住むというヒキガエル - 狷介孤高
【けんかいここう】
固く自分の意志を守って、他人と和合しないこと - 狷介固陋
【けんかいころう】
固く志を守って世俗を受け入れないこと - 狷介不羈
【けんかいふき】
自分の意志を守り通し、何者にも束縛されないこと - 懸崖勒馬
【けんがいろくば】
間一髪で危険を回避すること。(・・・馬をおさう) - 阮簡曠達
【げんかんこうたつ】
人柄がおおらかなたとえ - 喧喧囂囂
【けんけんごうごう】
多くの人がやかましく騒ぐさま - 蹇蹇匪躬
【けんけんひきゅう】
自分のことは二の次にして、主人や人に尽くすこと - 拳拳服膺
【けんけんふくよう】
常に心に銘記して、決して忘れないこと - 言行齟齬
【げんこうそご】
口で言うことと実際に行うことが矛盾していること - 乾坤一擲
【けんこんいってき】
運命をかけて、一か八かの大勝負をすること - 厳塞要徼
【げんさいようきょう】
非常に堅固なとりで - 妍姿艶質
【けんしえんしつ】
美しくあでやかな姿や肉体のこと - 阮籍青眼
【げんせきせいがん】
心から人を歓迎すること - 乾端坤倪
【けんたんこんげい】
天地の果てのこと - 犬吠驢鳴
【けんばいろめい】
拙劣でつまらない文章や聞くに値しない話のたとえ
- 剣抜弩張
【けんばつどちょう】
情勢が緊迫して今にも戦いが始まりそうなたとえ - 肩摩轂撃
【けんまこくげき】
人や車の往来が多く、混雑していること。都会の雑踏。 - 絢爛豪華
【けんらんごうか】
まばゆいほど美しく、華やかで贅沢なさま - 牽攣乖隔
【けんれんかいかく】
心は互いに引かれあいながら遠く隔たっていること - 黔驢之技
【けんろのぎ】
自分の腕の悪いことを自覚せず恥をかくこと - 挙一明三
【こいちみょうさん】
ひとつのことを指し示せば三つのことを知り悟る意 - 縞衣綦巾
【こういききん】
白い衣服と蓬色のスカーフ。自分の妻の謙称。 - 黄衣廩食
【こういりんしょく】
黄色の衣を身に着け俸禄を受けるもの。宦官。 - 後悔噬臍
【こうかいぜいせい】
後になって悔やんでもどうしようもない - 慷慨憤激
【こうがいふんげき】
激しく憤り嘆くこと - 豪華絢爛
【ごうかけんらん】
まばゆいほど美しく、華やかで贅沢なさま - 篝火狐鳴
【こうかこめい】
かがり火と狐の鳴き声。衆を惑わすことをいう。 - 高牙大纛
【こうがだいとう】
将軍の陣営のしるし - 効果覿面
【こうかてきめん」】
効き目や報いが直ちに現れること - 広廈万間
【こうかばんげん】
広く大きな家。貧しい人を庇護すること - 顔厚忸怩
【がんこうじくじ】
あつかましい顔にもなお恥じる色が現れる。 - 合歓綢繆
【ごうかんちゅうびゅう】
男女が深く愛し合うこと - 傲岸不遜
【ごうがんふそん】
思い上がって、人に従おうとしないこと - 香気芬芬
【こうきふんぶん】
よい香りがあたり一面に漂うこと - 剛毅朴訥
【ごうきぼくとつ】
意志が強くて、飾り気がないこと - 敲金撃石
【こうきんげきせき】
詩文の美しい響きやリズムのたとえ - 皓月千里
【こうげつせんり】
明るく輝く月が、遠くまで照りわたるさま - 槁項黄馘
【こうこうこうかく】
貧乏などでやつれきった顔のたとえ - 恍恍惚惚
【こうこうこつこつ】
何かに心を奪われて、うっとりすること - 膏肓之疾
【こうこうのしつ】
不治の難病のこと - 行尸走肉
【こうしそうにく】
才能も学問もなく、何の存在価値もない人のこと - 曠日弥久
【こうじつびきゅう】
無駄に長期間の日を過ごすこと - 高車駟馬
【こうしゃしば】
高位高官にある人の乗り物 - 鉤章棘句
【こうしょうきょくく】
非常に読みにくく難しい文章のこと - 苟且偸安
【こうしょとうあん】
物事をなおざりにして一時の安楽をむさぼること - 嚆矢濫觴
【こうしらんしょう】
物事の始まり、起こり - 曂世之感
【こうせいのかん】
世に類例がないような感じのこと - 曂世之才
【こうせいのさい】
この世に比類のないすぐれた才能 - 曂世不羈
【こうせいふき】
長く手なずけることが出来ないこと - 荒瘠斥鹵
【こうせきせきろ】
土地が荒れやせていること - 恍然大悟
【こうぜんたいご】
思い定まらないで入るときに、一瞬のひらめきから悟りを売ること。 - 高談闊歩
【こうだんかっぽ】
自由に議論して大またに歩くこと - 狡兔三窟
【こうとさんくつ】
身を守るのに用心深いこと - 黄髪垂髫
【こうはつすいちょう】
老人と子供のこと - 洪範九疇
【こうはんきゅうちゅう】
模範となる大切な政治道徳のこと - 敲氷求火
【こうひょうきゅうか】
方法を誤ったり見当違いのことをしても目的は達せられないたとえ - 好評嘖嘖
【こうひょうさくさく】
評判がよく、人々から誉めそやされるさま - 光風霽月
【こうふうせいげつ】
心が清らかでわだかまりがなく、爽快であること - 咬文嚼字
【こうぶんしゃくじ】
表面的な技巧にこだわった文章や意味をおろそかにすること - 光芒一閃
【こうぼういっせん】
事態が急激に瞬間的に変化すること - 豪放磊落
【ごうほうらいらく】
気持ちがおおらかで、小さなことにこだわらないこと - 槁木死灰
【こうぼくしかい】
衰えて生気がないさま - 毫末之利
【ごうまつのり】
ほんのわずかな利益のこと - 毫毛斧柯
【ごうもうふか】
禍は小さいうちに取り除くべきだということ - 孔翊絶書
【こうよくぜっしょ】
政治に私情をさしはさまないたとえ
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