- 舐犢之愛
【しとくのあい】
親が子をむやみに愛すること - 子墨兔毫
【しぼくとごう】
文人。詩文を作る人 - 徙木之信
【しぼくのしん】
約束を実行するたとえ - 揣摩臆測
【しまおくそく】
物事を自分の心だけでいいかげんに推測すること - 鴟目虎吻
【しもくこふん】
残忍で凶暴な人相のたとえ - 車胤聚蛍
【しゃいんしゅうけい】
苦学のたとえ - 鵲巣鳩居
【じゃくそうきゅうきょ】
他人の地位を横取りすること - 鵲巣鳩占
【じゃくそうきゅうせん】
他人の地位を横取りすること - 奢侈淫佚
【しゃしいんいつ】
度を越した贅沢をし、不道徳な楽しみにふけること - 奢侈文弱
【しゃしぶんじゃく】
おごり、贅沢をし、文事ばかりにふけって、おとなしく、気が弱いこと - 洒洒落落
【しゃしゃらくらく】
性格や言動がさっぱりしていて、物事にこだわらないさま - 社稷之臣
【しゃしょくのしん】
国家の重臣 - 社稷之守
【しゃしょくのまもり】
国家の守りとなる臣 - 邪智奸佞
【じゃちかんねい】
性格がひねくれていてずるがしこいこと - 煮豆燃萁
【しゃとうねんき】
兄弟の仲が悪く、争いあうこと - 醜悪奸邪
【しゅうあくかんじゃ】
非常に醜くよこしまなこと - 拾遺補闕
【しゅういほけつ】
見逃している過失を見つけそれを正し補うこと - 自由闊達
【じゆうかったつ】
のびのびとして心が広く物事にこだわらないさま - 羞花閉月
【しゅうかへいげつ】
美しい女性のたとえ - 衆賢茅茹
【しゅうけんぼうじょ】
多くの賢人が協力し合うこと - 秋毫之末
【しゅうごうのすえ】
ほんの少し - 聚散十春
【しゅうさんじっしゅん】
別離の後瞬く間に歳月が経過したということ - 獣聚鳥散
【じゅうしゅうちょうさん】
統率や規律の取れていない集まりのたとえ - 袖手旁観
【しゅうしゅぼうかん】
何もしないで側で見ていること - 戎馬倥偬
【じゅうばこうそう】
戦場にあって忙しく軍務を行うこと - 秋風冽冽
【しゅうふうれつれつ】
秋の風の厳しく冷たいさま - 聚蚊成雷
【しゅうぶんせいらい】
小さなものもたくさん集まると大きな力になるということ - 戢鱗潜翼
【しゅうりんせんよく】
志を抱いて時期の到来をじっと待つたとえ - 酒甕飯嚢
【しゅおうはんのう】
無知無能の人 - 夙夜夢寐
【しゅくやむび】
朝早くから夜遅くまで - 珠襦玉匣
【しゅじゅぎょっこう】
美しいもののたとえ - 朱脣皓歯
【しゅしんこうし】
美人の形容 - 朮羹艾酒
【じゅっこうがいしゅ】
朮でつくった羹とよもぎが入った酒のこと - 朱墨爛然
【しゅぼくらんぜん】
学問や研究に専念することのたとえ - 珠聯璧合
【しゅれんへきごう】
立派な才能のある人々が集まるたとえ - 春寒料峭
【しゅんかんりょうしょう】
春になっても寒さが残り、春風が肌に薄ら寒く感じられるさま - 蓴羮鑢膾
【じゅんこうろかい】
故郷を懐かしく思う情 - 春風駘蕩
【しゅんぷうたいとう】
何事もなく平穏なさま - 宵衣旰食
【しょういかんしょく】
天子が朝早くから夜遅くまで熱心に政治に励むこと - 笙磬同音
【しょうけいどうおん】
人が心を合わせて仲良くするたとえ - 銷鑠縮栗
【しょうしゃくしゅくりつ】
意気が阻喪して縮みあがって恐れること - 漿酒霍肉
【しょうしゅかくにく】
非常に贅沢なことのたとえ - 畳牀架屋
【じょうしょうかおく】
余計なことを重ね行うことのたとえ - 牀上施牀
【しょうじょうししょう】
重複すること、余計なことをするたとえ - 瀟湘八景
【しょうしょうはっけい】
瀟湘付近の景色のよい八つの場所s - 囁足附耳
【じょうそくふじ】
人に注意する場合は、相手を傷つけないように配慮が必要であること - 焦頭爛額
【しょうとうらんがく】
根本を忘れ瑣末なことを重視すること。物事を非常に苦労してすること - 攘臂疾言
【じょうひしつげん】
得意なさま - 常備不懈
【じょうびふかい】
日ごろから気を緩めることなく準備を整えておくこと - 蕉風俳諧
【しょうふうはいかい】
松尾芭蕉およびその一派の俳諧のこと
- 嘯風弄月
【しょうふうろうげつ】
自然の風景に親しみ、風流を好んで楽しむこと - 生滅滅已
【しょうめつめつい】
生きることと死ぬことがなくなって、ともに存しないこと - 逍遥自在
【しょうようじざい】
俗事を離れて気ままに楽しむこと - 逍遥法外
【しょうようほうがい】
法律を犯したものが罰を受けないで自由に生活していること - 上漏下湿
【じょうろうかしゅう】
貧乏なあばら家のさま - 蜀犬吠日
【しょくけんはいじつ】
教養のないものが、わかりもしないのに賢者の言行を非難すること - 嗇夫利口
【しょくふりこう】
身分は低いが、口が達者な男のこと - 持粱歯肥
【じりょうしひ】
ご馳走を食べること - 緇林杏壇
【しりんきょうだん】
学問所、講堂のこと - 砥礪切磋
【しれいせっさ】
学問や品性を励み修養して大成を期すること - 眥裂髪指
【しれつはっし】
激しく憤るさま - 四六駢儷
【しろくべんれい】
四字句と六字句の対句を多く用いた修辞的な文体 - 神韻縹渺
【しんいんひょうびょう】
芸術作品の持つたいそう奥深くすぐれた趣のこと - 心悸亢進
【しんきこうしん】
心臓の鼓動が速く激しくなること - 晨去暮来
【しんきょぼらい】
朝方に去って夕暮れに戻る - 人権蹂躙
【じんけんじゅうりん】
国家が国民の基本的人権を侵害すること - 人口膾炙
【じんこうかいしゃ】
広く世間の評判となり、もてはやされていること - 心広体胖
【しんこうたいはん】
心が広く穏やかであれば、外見上の体もゆったりと落ち着いて見えること - 人口稠密
【じんこうちゅうみつ】
人や人家がびっしりと隙間なく集まっていること - 深根固柢
【しんこんこてい】
物事の基礎をしっかり固めること - 脣歯輔車
【しんしほしゃ】
お互いに助け合う密接な関係 - 斟酌折衷
【しんしゃくせっちゅう】
事情を汲み取って程よくはからい、その中を取ること - 浸潤之譖
【しんじゅんのそしり】
水が次第に物にしみこむように、中傷の言葉が徐々に深く信じられるようになること - 人心収攬
【じんしんしゅうらん】
多くの人の気持ちをうまくつかみまとめること - 晨星落落
【しんせいらくらく】
次第に仲のよい友人がいなくなること - 神荼鬱塁
【しんとうつりつ】
門を守る神のこと。 - 塵飯塗羹
【じんぱんとこう】
実際にはなんの役に立たないもの、取るに足らないもののこと - 振臂一呼
【しんぴいっこ】
つとめて自ら奮起するたとえ - 神仏混淆
【しんぶつこんこう】
神道と仏教を融合し調和させること - 脣亡歯寒
【しんぼうしかん】
密接な関係にあるものの一方が滅びると片方も危うくなること - 瞋目張胆
【しんもくちょうたん】
おおいに勇気を打ち奮うさま - 晨夜兼道
【しんやけんどう】
昼夜の区別なく急行すること - 深厲浅掲
【しんれいせんけい】
その場の状況に応じて適切な処理をすること - 蜃楼海市
【しんろうかいし】
現実性にとぼしい考えや理論 - 随鴉彩鳳
【ずいあさいほう】
自分より劣る人に嫁がされること。その不満。 - 吹影鏤塵
【すいえいろうじん】
無駄な努力。やりがいのないことのたとえ - 酔眼朦朧
【すいがんもうろう】
酒によって物がはっきり見えないこと - 垂拱之化
【すいきょうのか】
天子の徳化によって自然と天下が平穏に治まること - 炊金饌玉
【すいきんせんぎょく】
大変なご馳走 - 随珠和璧
【ずいしゅかへき】
この世にまたとない貴重な宝物 - 垂涎三尺
【すいぜんさんじゃく】
あるものをひどくほしがるたとえ - 翠帳紅閨
【すいちょうこうけい】
高貴な女性の寝室のこと - 垂髫戴白
【すいちょうたいはく】
幼児と老人 - 水天髣髴
【すいてんほうふつ】
遠い海上の水と空とが一続きになって、見分けがつきにくいさま - 彗氾画塗
【すいはんがと】
きわめて容易なことのたとえ - 酔歩蹣跚
【すいほまんさん】
酒に酔ってふらふら歩くさま - 推本溯源
【すいほんさくげん】
物事の根源を究めもとめること - 垂名竹帛
【すいめいちくはく】
名前が歴史に残るような功績のこと - 吹毛求疵
【すいもうきゅうし】
やたらと人のあら捜しをすること - 鄒衍降霜
【すうえんこうそう】
鄒衍が天に訴えて夏に霜を降らせた
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