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中学理科で習う『法則と原理の一覧』18個|中学試験・高校受験対策の要点

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中学理科で習う『法則と原理の一覧』|中学試験・高校受験対策の要点まとめ
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フレミングの左手の法則

電流が磁界から受ける力の向きにおいて、左手の人差し指、中指、親指を互いに直角にして開いたとき、

  1. 人差し指:磁場の向き
  2. 中指:電流の向き
  3. 親指:力の向き

になる法則。

 

フレミングの左手の法則

フレミングの左手の法則

 

レンツの法則

コイルの中に磁石を出し入れすると、コイルには磁界の変化を妨げるような向きに電流が流れる。

何らかの原因によって誘導電流が発生する場合、電流の流れる方向は誘導電流の原因を妨げる方向と一致する。

コイルの磁界が変化した時にだけ、コイルに起電力が発生します。この現象を電磁誘導といい、発生した起電力を誘導起電力、流れる電流を誘導電流と言います。

ジュールの法則

電気抵抗のある導体に電流を流した時に発生する熱をジュール熱といいます。

ジュールの法則とは、ジュール熱の発生量が電圧と電流と時間に比例するという法則。

ジュールの法則と公式

電熱線に電圧E(V)を加え、I(A)の電流を t(秒)流したとき

発生する熱エネルギー(J)は

 

発生する熱エネルギー(J)=電圧E(V)×電流 I(A)×時間 t(秒)

発生する熱エネルギー(J)=電力P(W)×時間 t(秒)

 

カロリーを使ったジュールの法則

電熱線に電圧E(V)を加え、I(A)の電流を t(秒)流したとき

発熱量Q(cal)は

 

発熱量Q(cal)=0.24×電圧E(V)×電流 I(A)×時間 t(秒)

発熱量Q(cal)=0.24×電力P(W)×時間 t(秒)

(1cal=4.2Jで換算しただけの公式)

 

慣性の法則

物体は他から力がはたらかない限り、静止している物体はいつまでも静止し続け、運動している物体は、そのままの速さで等速直線運動を続ける。

生物分野

分離の法則

減数分裂をするとき、対になっている遺伝子が別々の生殖細胞に入ること。

減数分裂は、生殖細胞が作られるときの細胞分裂のことで、染色体の数が半分になる分裂。

 

優性の法則

優性の形質を持つ親と劣性の形質を持つ親をかけ合わせると、子には優性の形質だけが現れる。

 

化学分野

質量保存の法則

化学反応の前と後で物質の総質量は変化しない。

 

定比例の法則

1つの化合物の成分元素の質量比は常に一定であるという法則。

 

以上、中学理科で習う『法則と原理の一覧』を紹介しました。 全部で18種類ありますが、試験に必ず登場する法則と原理ですので、確実に覚えておくようにしましょう。

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