- 雲烟過眼
【うんえんかがん】
物事に深く執着しないたとえ。 - 雲烟万里
【うんえんばんり】
非常に遠く離れていることのたとえ。 - 雲烟飛動
【うんえんひどう】
筆勢が躍動して力強いこと。 - 雲烟縹渺
【うんえんひょうびょう】
雲や霞が遠くたなびくさま。 - 雲遊萍寄
【うんゆうひょうき】
物事に執着せず、自然のままに行動すること。 - 雲容烟態
【うんようえんたい】
空のようすがさまざまに変化するさま。 - 影駭響震
【えいがいきょうしん】
ひどく驚き恐れること。 - 栄諧伉儷
【えいかいこうれい】
栄えて仲のよい夫婦のこと。 - 英姿颯爽
【えいしさっそう】
男らしくりりしい容姿で、非常にさわやかなこと。 - 郢書燕説
【えいしょえんせつ】
こじつけること。 - 潁水隠士
【えいすいのいんし】
尭帝のとき、潁水のほとりにいた隠者の許由のこと。 - 盈満之咎
【えいまんのとがめ】
満ちれば欠けるという道理のこと。 - 英明闊達
【えいめいかったつ】
才知があり道理に明るく、しかも小事にこだわらないおおらかな性質のこと。 - 慧可断臂
【えかだんぴ】
なみなみならぬ決意を示すこと。 - 依怙贔屓
【えこひいき】
好きなほうだけに肩入れすること。 - 越俎代庖
【えっそだいそう】
自分の分をこえて他人の権限を侵す罪。 - 越俎之罪
【えっそのつみ】
自分の分をこえて他人の権限を侵す罪。 - 越鳧楚乙
【えつふそいつ】
場所や人によって同じ物でも呼び名が異なるたとえ。 - 宴安酖毒
【えんあんちどく】
享楽にはおぼれてはいけないという教え。 - 宴安鴆毒
【えんあんちんどく】
享楽にはおぼれてはいけないという教え。 - 烟雲過眼
【えんうんかがん】
物事に深く執着しないたとえ。 - 蜿蜿長蛇
【えんえんちょうだ】
へびのようにうねうねと長く続くこと。 - 蜿蜒長蛇
【えんえんちょうだ】
へびのようにうねうねと長く続くこと。 - 蜒蜒長蛇
【えんえんちょうだ】
へびのようにうねうねと長く続くこと。 - 円滑洒脱
【えんかつしゃだつ】
物事をそつなくとりしきるさま。 - 烟霞痼疾
【えんかのこしつ】
山水を愛でる心が極めて強いこと。隠居すること。 - 燕頷虎頸
【えんがんこけい】
ツバメのようなあごと、虎のような首。遠国の諸侯となる人相をいう。 - 燕頷虎頭
【えんがんことう】
ツバメのようなあごと、虎のような頭。遠国の諸侯となる人相をいう。 - 燕頷投筆
【えんがんとうひつ】
一大決心をして志を立てること。 - 婉曲迂遠
【えんきょくうえん】
非常にまわりくどいこと。 - 延頸挙踵
【えんけいきょしょう】
人の来訪を待ち望むさま。 - 猿猴取月
【えんこうしゅげつ】
身のほど知らずが、身を滅ぼすたとえ。 - 円鑿方枘
【えんさくほうぜい】
物事がうまくかみ合わないこと。 - 烟波縹渺
【えんぱひょうびょう】
もやなどで煙って、空と水面の境がはっきりしないさま。 - 猿臂之勢
【えんぴのいきおい】
攻守や進退が自在に出来る軍隊の体勢をいう。 - 偃武修文
【えんぶしゅうぶん】
世の中が穏やかで平和なこと。武をふせて・・・ - 閻浮檀金
【えんぶだごん】
良質の金おたとえ。 - 厭聞飫聴
【えんぶんよちょう】
聞き飽きること。 - 婉娩聴従
【えんべんちょうじゅう】
心がやさしく素直で、人の言うことに逆らわずに従うさま。 - 衍曼流爛
【えんまんりゅうらん】
悪がはびこり、世の中全体に広がっていくこと。 - 轅門二竜
【えんもんにりょう】
唐の烏承玭と烏承恩のことで、戦場をさす。 - 円顱方趾
【えんろほうし】
丸い頭と四角い足で、人類のこと。 - 嘔啞嘲唽
【おうあちょうたつ(口折)】
洗練されておらず、調子の狂った聞き苦しい乱雑な音のこと - 枉駕来臨
【おうがらいりん】
わざわざお越しいただきまして、ということ。 - 桜花爛漫
【おうからんまん】
桜の花が見事に開き満開になって咲き乱れるさま - 横行闊歩
【おうこうかっぽ】
威張って気ままに歩き回ること - 横行跋扈
【おうこうばっこ】
のさばって勝手気ままにふるまうこと - 往事渺茫
【おうじびょうぼう】
過ぎ去った昔のことは遠くかすかで明らかでないこと。 - 往事茫茫
【おうじぼうぼう】
過ぎ去った昔のことは遠くかすかで明らかでないこと。 - 枉尺直尋
【おうせきちょくじん】
大きな利益を得るために、小さな犠牲を払うこと
- 尩繊懦弱
【おうせんだじゃく】
身体が弱く細くて気が弱いこと - 枉法徇私
【おうほうじゅんし】
規則をまげて私利私欲にはしること - 甕牖縄枢
【おうゆうじょうすう】
貧しくて粗末な家の形容 - 甕牖桑枢
【おうゆうそうすう】
貧しくて粗末な家の形容 - 王楊盧駱
【おうようろらく】
初唐の四人の詩の大家 - 甕裡醯鶏
【おうりけいけい】
見識が狭く世間知らずの人のたとえ - 恩讎分明
【おんしゅうぶんめい】
恩を受けたものには恩で報い、あだをうけたものにはあだで報いること - 温凊定省
【おんせい(冫靑)ていせい】
親に孝養を尽くすこと - 厭離穢土
【おんりえど】
この世のけがれたものとして厭い離れること - 瑰意琦行
【かいいきこう】
考え方や行いが、並みの人と違ってすぐれていること - 誨淫誨盗
【かいいんかいとう】
悪事を人に教えること - 蓋瓦級甎
【がいがきゅうせん】
屋根の瓦と階段の敷き瓦のこと - 海闊天空
【かいかつてんくう】
気性がさっぱりしていて、心が広いこと - 荷衣蕙帯
【かいけいたい】
世俗を超絶している人の衣服のこと - 睚眥之怨
【がいさいのえん】
ほんのわずかなうらみ。 - 海市蜃楼
【かいししんろう】
現実性にとぼしい考えや理論 - 亥豕之譌
【がいしのか】
文字の書き誤り - 膾炙人口
【かいしゃじんこう】
広く世間の評判となり、もてはやされていること - 喙長三尺
【かいちょうさんじゃく】
しゃべることがきわめて達者なこと - 海底撈月
【かいていろうげつ】
実現不可能なことをやろうとして、余分な労力を費やすこと - 海底撈針
【かいていろうしん】
実現不可能なことをやろうとして、余分な労力を費やすこと - 開天闢地
【かいてんへきち】
天地の始まり。これまでの歴史にないような大きな出来事のこと - 磑風舂雨
【がいふうしょうう】
物事の前兆 - 槐門棘路
【かいもんきょくろ】
政界の最高幹部のこと - 傀儡政権
【かいらいせいけん】
実権やみずからの意思を持たず、他国の意向のままになる政権のこと - 偕老同穴
【かいろうどうけつ】
夫婦の契りが固く、仲むつまじいこと - 薤露蒿里
【かいろこうり】
人生のはかないことのたとえ - 柯会之盟
【かかいのめい】
約束を果たして、信頼を得ること - 蝸角之争
【かかくのあらそい】
きわめて些細なつまらない争いのこと - 呵呵大笑
【かかたいしょう】
大声をあげて笑うこと - 夏癸殷辛
【かきいんしん】
夏の桀王と殷の紂王。暴君。 - 蝸牛角上
【かぎゅうかくじょう】
きわめて些細なつまらない争いのこと - 諤諤之臣
【がくがくのしん】
遠慮することなく、ありのままに正論を述べる人 - 鶴立企佇
【かくりつきちょ】
心から待ち望むこと - 家鶏野雉
【かけいやち】
ありふれた古いものを遠ざけて、珍しく新しいものを大切にすること - 歌功頌徳
【かこうしょうとく】
人の手柄や徳を褒め称えて歌うこと - 和氏之璧
【かしのへき】
この世に滅多にない宝物 - 華胥之夢
【かしょのゆめ】
よい夢 - 画脂鏤氷
【がしろうひょう】
苦労して効果のないたとえ - 軻親断機
【かしんだんき】
中途で志を捨ててはいけないという教え - 花鳥諷詠
【かちょうふうえい】
自然とそれにまつわる人事を、そのままを客観的に詠ずること - 隔靴掻痒
【かっかそうよう】
思い通りにいかなくて、はがゆくもどかしいこと - 隔靴爬痒
【かっかはよう】
思い通りにいかなくて、はがゆくもどかしいこと - 渇驥奔泉
【かっきほんせん】
勢いが激しいこと - 恪勤精励
【かっきんせいれい】
力を尽くして学業や仕事に励むこと - 豁然大悟
【かつぜんたいご】
迷いや疑いがにわかに解けて真理をさとること - 闊達自在
【かったつじざい】
心が広く物事にこだわらないさま - 豁達大度
【かったつたいど】
気持ちがからりとしていて、度量が広いこと - 刮目相待
【かつもくそうたい】
人が著しく進歩成長するのを待ち望むこと - 華亭鶴唳
【かていかくれい】
過去の栄華を懐かしく思い現状を嘆くさま
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