- 禍福倚伏
【かふくいふく】
わざわいと幸せは互い違いにやってくるものだということ - 禍福糾纆
【かふくきゅうぼく】
福あれば禍有りということ - 画竜点睛
【がりょうてんせい】
物事の最も大切なところ。 - 苛斂誅求
【かれんちゅうきゅう】
税金などを情け容赦なく取り立てること - 夏鑪冬扇
【かろとうせん】
無用なもの - 銜哀致誠
【がんあいちせい】
哀切な気持ちと誠の心をささげて死者を弔うこと - 含英咀華
【がんえいしょか】
文章のすぐれた部分をよく味わい心の中に蓄積すること - 檻猿籠鳥
【かんえんろうちょう】
自由を奪われている状態 - 干戈倥偬
【かんかこうそう】
戦いで忙しいこと - 鰥寡孤独
【かんかこどく】
身よりもなく寂しいこと - 頷下之珠
【がんかのしゅ】
めったに手に入れることができない貴重なもののこと - 轗軻不遇
【かんかふぐう】
思い通りにいかなくて、地位や境遇にめぐまれないこと - 侃侃諤諤
【かんかんがくがく】
遠慮することなく、さかんに議論するさま - 関関雎鳩
【かんかんしょきゅう】
非常に夫婦仲がよいこと - 歓喜抃舞
【かんきべんぶ】
大喜びするたとえ - 管窺蠡測
【かんきれいそく】
非常に見識が狭いこと - 眼光炯炯
【がんこうけいけい】
目が鋭く光るさま - 翫歳愒日
【がんさいけいじつ】
何もしないで怠惰な月日を過ごすこと - 岸芷汀蘭
【がんしていらん】
花が薫り高く咲き、葉が青々と茂っているさま - 関雎之化
【かんしょのか】
夫婦の仲がむつまじく、家庭がよく治まること - 韓信匍匐
【かんしんほふく】
大きな目的のために一時の屈辱にも怒りを抑え恥をしのぶこと - 甘井先竭
【かんせいせんけつ】
才能のある者ほど先に憂き目にあうということ - 坎井之鼃
【かんせいのあ】
広い世間を知らないで、自分だけの狭い見識にとらわれること - 干戚羽旄
【かんせきうぼう】
武の舞と文の舞のこと - 寒煖饑飽
【かんだんきほう】
衣食が乏しくこごえ飢えることと、あたたかい着物を着てあきるまで食べること - 邯鄲之歩
【かんたんのほ】
自分本来のものを忘れて、他人のまねをしたため、両方ともうまくいかなくなってっしまうたとえ - 邯鄲之夢
【かんたんのゆめ】
人の世の栄華のはかないことのたとえ - 奸智術数
【かんちじゅっすう】
よこしまな知恵と計略 - 旱天慈雨
【かんてんじう】
大いに困っているときに救われること - 撼天動地
【かんてんどうち】
活動の目覚しいことのたとえ - 甘棠之愛
【かんとうのあい】
人民の善政を行う人に対する思慕の情が深いこと - 甘棠遺愛
【かんとうのいあい】
人民の善政を行う人に対する思慕の情が深いこと - 環堵簫然
【かんとしょうぜん】
家が非常に狭くて寂しくみすぼらしいさま - 艱難辛苦
【かんなんしんく】
大変な苦労 - 奸佞邪智
【かんねいじゃち】
性格がひねくれていてずるがしこいこと - 銜尾相随
【かんびそうずい】
車や動物などが切れ目なく連なって進むこと - 勧百諷一
【かんぴゃくふういつ】
益よりも害の多いこと - 管鮑之交
【かんぽうのまじわり】
利害得失を超えた親密な友情のこと - 含哺鼓腹
【がんぽこふく】
人々が豊かで平和な世を楽しむこと - 頑迷固陋
【がんめいころう】
視野が狭く頑固で柔軟性にかけ、正しい判断が出来ないこと - 頑廉懦立
【がんれんだりつ】
高潔な人格に感化されて、よい方向に向かうこと - 疑雲猜霧
【ぎうんさいむ】
疑いのかかっていることを雲や霞にたとえた語 - 既往不咎
【きおうふきゅう】
過ぎたことは咎めないこと - 鬼瞰之禍
【きかんのわざわい】
よいことにはとかく邪魔が入りやすいということ - 騏驥過隙
【ききかげき】
ほんの一瞬の出来事 - 崎嶇坎坷
【きくかんか】
不遇で世渡りに大変苦労すること - 危言覈論
【きげんかくろん】
激しく議論を戦わせること - 跂行喙息
【きこうかいそく】
生き物のこと - 鬼哭啾啾
【きこくしゅうしゅう】
戦場などの鬼気迫ったものすごいさま - 旗幟鮮明
【きしせんめい】
主義・主張・態度などがはっきりしていること
- 綺襦紈袴
【きじゅがんこ】
富貴の家の子弟を言う - 杞人天憂
【きじんてんゆう】
無用の心配 - 羈紲之僕
【きせつのぼく】
主人のたびの伴をする者のこと - 巍然屹立
【ぎぜんきつりつ】
人物が他よりひときわすぐれているさま - 鞠躬尽瘁
【きっきゅうじんすい】
ひたすら心を尽くして骨折り国事に勤めること - 佶屈聱牙
【きっくつごうが】
文章が難解で堅苦しく、理解しにくいこと - 驥服塩車
【きふくえんしゃ】
すぐれた人物が、低い地位にいたり、つまらない仕事をさせられること - 牛驥同皁
【ぎゅうきどうそう】
賢者が愚者と同じ待遇を受けること - 九棘三槐
【きゅうきょくさんかい】
三公九卿 - 鳩居鵲巣
【きゅうきょじゃくそう】
たにんのちいを横取りすること - 躬行実践
【きゅうこうじっせん】
自力で実行すること - 泣斬馬謖
【きゅうざんばしょく】
天下の法は私情で曲げられないこと - 宮車晏駕
【きゅうしゃあんが】
天子がなくなること - 牛溲馬勃
【ぎゅうしゅうばぼつ】
つまらないが役に立つもののたとえ - 窮途之哭
【きゅうとのこく】
貧しくて生活に困窮した悲しみ - 朽木糞牆
【きゅうぼくふんしょう】
だめな人間や怠け者は教育しがたいこと - 矯枉過直
【きょうおうかちょく】
物事を正そうとしても度を越してしまえばかえって新たな偏向や損害を招くたとえ - 跫音空谷
【きょうおんくうこく】
予期せぬ喜びのこと - 仰観俯察
【ぎょうかんふさつ】
仰いで天文をみ、うつむいて地理をしること - 澆季溷濁
【ぎょうきこんだく】
人情や風俗が軽薄で、世の中が乱れていること - 澆季末世
【ぎょうきまっせ】
時世の衰えた末の世 - 兢兢業業
【きょうきょうぎょうぎょう】
つつしみおそれるさま。 - 恐懼感激
【きょうくかんげき】
恐れかしこまって感激するさま。 - 薑桂之性
【きょうけいのせい】
年老いてますます剛直なこと - 狂言綺語
【きょうげんきご】
小説や物語をいやしめて言う語 - 恐惶謹言
【きょうこうきげん】
恐れながら慎んで申し上げるということ - 匡衡壁鑿
【きょうこうへきさく】
苦労することのたとえ - 驕奢侈逸
【きょうしゃいんいつ】
贅沢にふけり、淫らに走ること - 拱手傍観
【きょうしゅぼうかん】
何もせずに手をこまねいて、側で見ていること - 驚心動魄
【きょうしんどうはく】
心のそこから深い感動を呼び起こすこと - 協心戮力
【きょうしんりくりょく】
物事を一致協力して行うこと - 仰天不愧
【ぎょうてんふき】
心にやましいことがなければ、天に対して恥じることはないということ - 驕兵必敗
【きょうへいひっぱい】
思い上がった軍隊は必ず敗れるということ - 嚮壁虚造
【きょうへききょぞう】
よりどころもないのに、むやみにないものを作り出すこと - 狂瀾怒涛
【きょうらんどとう】
物事がひどく乱れていること - 曲水流觴
【きょくすいりゅうしょう】
風雅な遊び - 玉石混淆
【ぎょくせきこんこう】
すぐれたものと劣ったものが入り混じっていること - 玉石同匱
【ぎょくせきどうき】
よいものと悪いもの、賢者と愚者が同じように扱われて区別がつかないたとえ - 玉蟾金兔
【ぎょくせんきんと】
月のこと - 跼天蹐地
【きょくてんせきち】
非常に恐れて身の置き所のない形容 - 玉兔銀蟾
【ぎょくとぎんせん】
月のこと - 曲突徙薪
【きょくとつししん】
未然に災難を防ぐこと - 虚静恬淡
【きょせいてんたん】
私心や私欲がなく、心が平静なこと - 毀誉褒貶
【きよほうへん】
誉めたり貶したりすること - 魚爛土崩
【ぎょらんどほう】
国家や物事が崩壊すること - 騎驢覓驢
【きろべきろ】
身近にある物を、わざわざ他に求めるおろかさのこと - 金甌無欠
【きんおうむけつ】
完全で欠点がないたとえ - 金塊珠礫
【きんかいしゅれき】
並外れて贅沢の限りを尽くすこと - 槿花一朝
【きんかいっちょう】
人の世の栄華のはかないことのたとえ - 巾幗之贈
【きんかくのぞう】
女々しい考えや行為を辱めること
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