- 鄒魯遺風
【すうろいふう】
孔子と孟子の教えのこと - 寸草春暉
【すんそうしゅんき】
父母の恩は大きくその万分の一も報いることが難しいことのたとえ - 青鞋布韈
【せいあいふべつ】
旅行のときの服装のこと - 臍下丹田
【せいかたんでん】
臍の三寸下あたりのところ - 星火燎原
【せいかりょうげん】
初めは小さな勢力でも次第に侮れなくなる - 旌旗巻舒
【せいきけんじょ】
戦いが続くことのたとえ - 生気溌溂
【せいきはつらつ】
生き生きとして気力、活気にあふれているさま - 誠惶誠恐
【せいこうせいきょう】
誠に恐れかしこまる - 噬指棄薪
【ぜいしきしん】
母と子の気持ちが通じ合うこと - 凄凄切切
【せいせいせつせつ】
きわめて物寂しいこと - 井渫不食
【せいせつふしょく】
賢者が登用されないままでいること - 悽愴流涕
【せいそうりゅうてい】
悼み悲しんで涙を流す - 贅沢三昧
【ぜいたくざんまい】
したい放題の贅沢をすること - 萋斐貝錦
【せいひばいきん】
巧みに言い立てて人を罪に陥れるたとえ - 声名狼藉
【せいめいろうぜき】
評判を落として、それが回復しないこと - 精励恪勤
【せいれいかっきん】
力を尽くして学業や仕事に励むこと - 積悪余殃
【せきあくのよおう】
悪事を重ねた報いが子孫にまで及ぶこと - 跖狗吠尭
【せきくはいぎょう】
人はそれぞれ自分の仕える主人に忠を尽くすもので、善悪を弁えて尽くすわけではないということ - 尺沢之鯢
【せきたくのげい】
見聞の狭いたとえ - 尺璧非宝
【せきへきひほう】
時間は何よりも貴重であるということ - 雪萼霜葩
【せつがくそうは】
梅のこと。 - 折花攀柳
【せっかはんりゅう】
色街で遊女と遊ぶこと - 折檻諌言
【せっかんかんげん】
臣下が君主を厳しくいさめること - 窃玉偸香
【せつぎょくとうこう】
こっそり女に手を出して女色にふけること - 切磋琢磨
【せっさたくま】
学問や修養により自分を磨き上げる - 截趾適屨
【せっしてきく】
本末を転倒して無理に物事を行うこと - 切歯扼腕
【せっしやくわん】
非常に悔しがるさま - 截断衆流
【せつだんしゅうりゅう】
俗世間の雑念妄想を断ち切ること - 刹那主義
【せつなしゅぎ】
人生はその場その場がよければそれでいいという考え - 雪魄氷姿
【せっぱくひょうし】
雪のように清らかな魂魄と氷のような姿。梅の形容。 - 窃鈇之疑
【せっぷのぎ】
確かな証拠もないのに疑いをかけること - 浅学菲才
【せんがくひさい】
学識が浅く、才能も乏しいこと。 - 千巌万壑
【せんがんばんがく】
岩山と渓谷の景観 - 善巧方便
【ぜんぎょうほうべん】
機に応じた方法にきわめて巧みなこと - 饌玉炊金
【せんぎょくすいきん】
大変なご馳走 - 前倨後恭
【ぜんきょこうきょう】
それまでの態度をがらりと変えて、相手にへつらうこと - 千荊万棘
【せんけいばんきょく】
非常に多くの困難があること - 鮮血淋漓
【せんけつりんり】
血が滴り落ちるさま - 洗垢索瘢
【せんこうさくはん】
他人の欠点や誤りをどこまでも追求して穿り出すたとえ - 先従隗始
【せんじゅうかいし】
言い出したものから始めよの意 - 僭賞濫刑
【せんしょうらんけい】
適性を欠いた賞罰 - 浅斟低唱
【せんしんていしょう】
少々酒を飲んで小声で歌を口ずさむこと - 千仞之谿
【せんじんのたに】
非常に深い谷 - 泉石膏肓
【せんせきこうこう】
自然や山水の中で暮らしたいという気持ちが非常に強いこと - 戦戦兢兢
【せんせんきょうきょう】
恐れてびくびくするさま - 戦戦慄慄
【せんせんりつりつ】
恐れ慎むさま - 蝉噪蛙鳴
【せんそうあめい】
役に立たない議論や、内容に乏しく下手な文章 - 翦草除根
【せんそうじょこん】
災いを根こそぎ除き去ること - 吮疽之仁
【せんそのじん】
大将が部下を手厚くいたわること - 千朶万朶
【せんだばんだ】
多くの花がついた枝
- 扇枕温衾
【せんちんおんきん】
親孝行のたとえ - 旋転囲繞
【せんてんいじょう】
相手を取り囲むこと - 前跋後疐
【ぜんばつこうち】
進むことも退くことも出来ず、どうにもならない困難な状況に追い込まれること - 瞻望咨嗟
【せんぼうしさ】
遠く望み見てそのすばらしさにため息をつく。 - 千里無烟
【せんりむえん】
民衆の生活が窮乏を極めていること - 賤斂貴発
【せんれんきはつ】
物価が安いときに買い入れて、物価が高騰したときに売り出す物価安定策のこと - 草偃風従
【そうえんふうじゅう】
人民は天子の徳によって教化され、自然と付き従うようになるということ - 滄海桑田
【そうかいそうでん】
世の変転の甚だしいたとえ - 滄海遺珠
【そうかいのいしゅ】
世に埋もれた優秀な人材のたとえ - 滄海一粟
【そうかいのいちぞく】
比較にならないほどの小さいもののたとえ - 桑間濮上
【そうかんぼくじょう】
淫乱な音楽のこと - 造言蜚語
【ぞうげんひご】
根拠のないでたらめなうわさ - 走尸行肉
【そうしこうにく】
生きていても何も役に立たないものを貶していう言葉 - 造次顚沛
【ぞうじてんぱい】
あわただしいとき。とっさのとき。 - 簇酒斂衣
【そうしゅれんい】
貧しい生活のたとえ - 宋襄之仁
【そうじょうのじん】
無用の情けをかけること - 蚤寝晏起
【そうしんあんき】
夜は早く寝て、朝遅く起きる。赤子や幼児のさま - 痩身矮軀
【そうしんわいく】
やせていて小さい - 漱石枕流
【そうせきちんりゅう】
強情で負け惜しみの強いこと - 滄桑之変
【そうそうのへん】
世の変転の甚だしいたとえ - 桑田滄海
【そうでんそうかい】
世の変転の甚だしいたとえ - 桑土綢繆
【そうどちゅうびゅう】
災難を事前に防ぐため準備をすること - 曾母投杼
【そうぼとうちょ】
誤ったうわさも多くの人が口にしているうちに誰でも信じるようになるたとえ - 草満囹圄
【そうまんれいご】
善政で国がよく治まっていること - 草莽之臣
【そうもうのしん】
官職につかない民間人 - 蒼蝿驥尾
【そうようきび】
凡人が賢人のおかげで功績を上げることのたとえ - 草盧三顧
【そうろさんこ】
礼を尽くして優秀な人材を求めること - 足音跫然
【そくおんきょうぜん】
足の響くさま - 俗臭芬芬
【ぞくしゅうふんぷん】
非常に俗っぽくて、気品にかけること - 束皙竹簡
【そくせきちくかん】
博学なこと - 束帛加璧
【そくはくかへき】
一束の帛の上に璧を載せる。昔最高の礼物。 - 束髪封帛
【そくはつふうはく】
妻が固く貞操を守ること - 麤枝大葉
【そしたいよう】
細かい規則にとらわれずおおらかに書いた文章 - 率先躬行
【そっせんきゅうこう】
人がする前に自分から進んで実行する子T - 樽俎折衝
【そんそせっしょう】
和やかに交渉すること - 孫楚漱石
【そんそそうせき】
強情で負け惜しみの強いこと - 尊皇攘夷
【そんのうじょうい】
天皇を尊び外敵を打ち払うこと。 - 大海撈針
【たいかいろうしん】
ほとんど実現不可能なこと - 大廈高楼
【たいかこうろう】
大きな建物のこと - 大廈棟梁
【たいかのとうりょう】
国の重要な任務を担う人材のこと - 大衾長枕
【たいきんちょうちん】
兄弟の仲がむつまじいこと - 大桀小桀
【たいけつしょうけつ】
悪い為政者 - 太羹玄酒
【たいこうげんしゅ】
規則のみに縛られた淡白で面白みのない文章 - 対牀風雪
【たいしょうふうせつ】
夜通し隣同士の寝床の中で語り合うこと - 対牀夜雨
【たいしょうやう】
兄弟や友人の間柄が大変親密なたとえ - 頽堕委靡
【たいだいび】
身体や気力が、次第に崩れ衰えること - 大沢礧空
【だいたくらいくう】
大小がひどくかけ離れていること - 黛蓄膏渟
【たいちくこうてい】
水面が非常に静かなさま - 大貉小貉
【たいばくしょうばく】
文化程度の低い野蛮人のような為政者のこと - 帯厲之誓
【たいれいのちかい】
功臣の家は末永く絶やさせないという約束
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